A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)「奇跡講座」という書物が、どうやってできたのかは、「まえがき」に述べられています。
わたしも、「奇跡講座」について聞いてきたことと、自分の体験を書いてみようと思います。
「奇跡講座」は、コロンビア大学大学院臨床心理学の教授でもあったヘレン・シャックマン博士と、ウィリアム・セットフォード博士によって、もたらされた書物になります。
ヘレン・シャックマンは、心理学者・教育者であり、知的で保守的で無神論者でした。
ヘレンの心の中は、職場の人間関係等での葛藤と競い合い、いつも怒りや攻撃の感情がうずまいていたそうです。
この世の中の常である、「分離」「比較」「優劣」での争いの日々だったそうです。
ある時ヘレンは、そんな穏やかではない自分の心の苦しさを認めました。
苦しさの限界を認めたとき、まさに衝突していた上司のウィリアムも「何か別の道があるはずだ」と気持ちを向けてくれ、ヘレンもこのことに同意をしたとき、この本の書記が始まったそうです。
1965年10月21日、ヘレンの書記が始まる前から、ヘレンには象徴的な夢、奇妙なイメージなどが起こっていました。
そして、それらを書き留めはじめていました。
そして、そのことを、いつも険悪な仲だった上司のウィリアムに打ち明けたのです。
ウィリアムは、ヘレンから聞いた「内容」に、ただならなぬ重要性と、それを書き留める必要を感じました。
そして、ヘレンから出てくる言葉を、ウィリアムが記録するようになりました。
「これは”奇跡”についてのコースである」、という「内なる声」を受け取ったヘレン自身が、非常に驚いたと記されています。
そうして、この聖なる「声」をもとに、「テキスト」「学習者のためのワークブック」「教師のためのマニュアル」がタイプされていきました。
また、続けて、「祈りの歌」「精神療法、その目的とプロセス、そして実践」が書き取られていきました。
1976年6月に「A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)」(「奇跡講座」・「奇跡のコース」)として出版。
この本は、その後、23か国語に翻訳され、累計販売数は全世界で200万部以上になります。
この本は、自学自習という自由な形で読まれ学習されています。
「A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)(「奇跡講座」・「奇跡のコース」)」は、宗教ではありませんし、宗教団体とも関係がありません。
文章は、「神」「神の子」「キリスト」「イエス・キリスト」「聖霊」など、キリスト教的な、独特な表現で語られていますが、これは、端的にいうと、「形」ではないこと、「抽象性」の「比喩」の表現です。
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西洋的宗教色の本なので、独特で複雑な表現と言い回しで、日本人のわたしたちには馴染みにくいかもしれません。
また、形而上学であり、抽象性ゆえに比喩が多用されています。
分厚い本で、「難しそう」と拒否反応があったり、「抵抗」を感じるかもしれません。
この本は、わたしたちの本質である「実相」とそれを仲介する「聖霊」について述べられています。
そして、それらを覆っている「自我」=「分離の信念」=「偽りの自分」のことが述べられています。
最初は、「自我」の抵抗による拒否、疑い、恐さ、絶望感、虚無感、が出たり、抑圧されていた感情感覚が出てくるかもしれませんし、意味がわからず混乱してしまうかもしれません。
日常の対人関係や出来事の中で「聖霊・心眼」を実践することが促されており、それにより、自分の自我(信念)の働きが意識され、自我を正面から(聖霊・心眼)見た分、自我から解放されていく。
わたしたちが普段なんの疑いもせずに使っている「思考」、「防衛としての五感の機能」という「自我」の機能から、「聖霊・心眼」という「真実のわたし」の機能へと促すものなのです。
ですが、「自我」の視点でこの本を読むと、本にて述べられていることと焦点が合いません。
誤解した解釈をします。
「自我」で読むとは、「自我」が「自我」を裁くために読むということ。
「聖霊」のふりをした「自我」を演出するということ。
それにより「自我」を温存、増幅、強化させます。
自我は「奇跡講座」を特別なものに仕立て上げ、エンドレスな探求に持ち込みます。
結局、「奇跡講座」を読んで、ワークしても、「自我」と同一化したままで、恐れの夢を見続けるのです。
それでも、なぜか「奇跡講座」を手に取ったのなら、それは、転機だと感じます。(セルフヘルプ)
聖霊の働きとの一致を自覚する意欲。
このことを思い出させてくれる本なのです。
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※「奇跡講座」に取り組むためのサイトとして「JACIM」という「奇跡講座」学習支援サイトがあります。
※Hummingでも、個人セッションの中で奇跡講座の気づきを提供しております。
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私にとって「奇跡講座」は恩人のような本です。
物心ついてから、ずっと生き辛く苦しかった私にとって、聖書の中の「イエス」の在り方だけが唯一確かな感じがしていました。
だけど「キリスト教」には違和感がありました。
「イエス」のその在り方と、社会的に理解されているキリスト教での「イエス」は違うなと。
一般的な主張と、自分の感覚が逆行しているようで、心は彷徨っていました。
そんな違和感のすべてが、「奇跡講座」によって一瞬で解消されました。
常にあった「分離」と「罪」の意識が「自我」の構造だとわかり、スッキリしました。
自分を自我と同一化させ責めていたけど、シンプルに看過していくものだとわかり、ゆるんでいきました。
「イエス」に感じていた"確かさ"が、この本で確認できました。
自分は、何者にもならなくても、探さなくても、待たなくても、どこかに行かなくても、大丈夫だったのだと安堵しました。
なにもかもがすでにありました。
最初から、救われていた。
感謝に満ちました。
「愛」として創造された「愛」そのもの。
わたしたちはそれでした!
この夢の世界は、この「真実」に気づき、わかち合うための場所。
時間、空間、すべての出会い、すべての出来事が、「真実」へと連れていってくれる機会です。
そして、わたしたちは「愛」を認識し、「愛」を賛美するだけでいいのでした。
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【実在するものは脅かされない
実在しないものは存在しない
ここに神の平安がある
(奇跡のコース・教義より)】
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~Humming~
人生の「苦しさ」「絶望」を真っすぐ見たら、「気づき」が訪れました。
"「個人」というパラドックス"に気づきました。
「私(だと思い込んでいたもの)」を、見つめる側へと視点が移動しました。
「愛」の中でした。
これまでも、どんなときでも、一度も「愛」から離れてはいませんでした。
わたしたち、みんな「愛」なのです。
今という愛の中なのです。
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コチラ(hatena blog)では、「奇跡講座」のレッスンの記録等を書いてます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
