何か月か前の移動の飛行機の中で、観た映画、「侍タイムスリッパー」。

 

何の予備知識もなかったし、まったく期待もせずに観たら、わたしの中で久々の大ヒットの作品になった。

 

その後も何度も観ている。

気に入った映画は何度も観る。

 

ネットで調べたら、自主映画だったのに、口コミ等で話題になり、全国拡大上映になったヒット映画だった・・・。

(1年前にちゃんと大きな話題になっていたものだった、知らなかった)

 

監督の安田さんは、「米作り」農家の兼業もされており、映画の製作資金も崖っぷちの状態からのスタートだったそう。

公開時点では「ヒットしなければ米作りも続けられない」、撮り終わった後の通帳残高は7,000円だったと。


覚悟の上の作品。


売れる売れないを超えた愛に従った作品。

 

やはり、止められない「愛」ゆえのものだったと納得。

 

映画の最初から最後まで、あたたかくて、細やかで深くて、真剣で、優しくて、美しい。


みんなに会いたくて、細部に宿る愛に触れたくて、何度も観たくなる。

 

主演で、主演男優賞を受賞された山口馬木也さん、、、。

 

なんと、昔、密かに推していた「剣客商売」という時代劇の藤田まことさんの2代目息子さん役だった。

わたしが観ていた「剣客商売」は1代目の渡部篤郎さんのときで、渡部さんのキャラにハマっていたので、新「剣客商売」も、渡部さんかなと期待していたら違う俳優さんだったので、観るのをやめてしまったのだ。(ミーハー全開)

それが山口馬木也さんだったのね~。


今度、山口さんの「剣客商売」も観よう。

 

すべての配役の俳優さんも、みんなみんな、フィットしていて、味があって、素晴らしかった!

 

Wikipediaでおひとりおひとりの背景を読んだりすると、なんというか、愛しかないなぁとじんわりする。


全ての方がただひたすら一生懸命、その人となりを生きているのが、愛おしい。


そんな方々が集まって一つの作品を作り上げていかれることに感動する。

 

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わたし、「侍」「時代劇」「邦画」が好きなんだなぁ・・と改めて気づく。

 

なんというか、ここかしこの、あらゆる「所作」「立ち振る舞い」が大好き。

 

歩き方、坐り方、立ち方、手の動き、指、袴や着物をさばく感じ、食事のとり方・・・。


とくに、この映画での、江戸末期の侍が、現代の食に触れて、「こんな良い時代になったんだ、、」と涙するシーンに、「ほんと、当たり前なんてない、全部、奇跡なんだ」って感極まる。

 

すべての動きが、「適切なところにある」。


それを見ているだけで心が福々と満ちてくる。

 

また、時代劇の醍醐味である、”殺陣(たて)”も大好き。


刀だけではなく、拳法とかの色んなマーシャルアーツもだけど。

 

日本刀自体は、ちょっとヒャァってなる。


日本刀(真剣)は、正気に戻してくれるって感じがするから。


「肉体じゃないのよ、わたしたちは霊なのよねぇ」って、日本刀は教えてくれる感じがするのだ。

 

それを各々が肝に銘じながらの殺陣(たて)。

 

勝ち負けとか、どっちが生きて、どっちが死ぬとかないんだよなぁ、結局。


死んでも、生きても、切ないしね。


身体を斬ったところで、なんもスッキリしない、虚しいんだもん、結局は。

 

人を斬るって、自分を斬ることだ。

人を身体って見るって、自分を身体って見ることだ。


斬ったら斬れる不確かな身体に居座るってことが、マジで不確かさの極み。

 

だけど、こうして、不毛な戦いや、相対的な問題に向き合ってみないと、気づかない。

 

日本の幕末の時代も、古さと新しさのハザマで、それぞれの立場や大義名分で、何かを「信」において進むしかなかった。


歴史はどこまでも"レベルの混同"を語ってる。

 

形の世界においては、「斬るか斬られるか、どっちも選べないし、わからないから、さっさと斬られてしまうかぁ~」ってわたしはなりそうだ。

 

なんというか、形の世界って、色んな意味で泣けてくる。

 

この映画は、普段は光を当てることのない「斬られる役」の視点からで、そこがまた愛おしい。


きめ細やかな優しさに包まれる。

 

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そして、「侍タイムスリッパー」のエンディング。


「あぁ、これ、映画だったね!誰も死んでないじゃ~ん」ってなるオチも素晴らしい。

 

これは、この現世でも言えること。

 

わたしたちは、「自我」じゃなくて、常世の存在。


「全体」なのだから。(結果、オチはここデス)

 

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●東京 オープンカフェ ワーク会 ※ワンディになりました。(詳細などは連絡いたします)

 

・日程

11月23日(日)10時~19時 (この日は21時まで借りておりますので、必要に応じて対応します)

 

・場所 ・・赤坂区民センター ・研修室(5F) ★「アムリタ」という名義で借りていただいています。

 

(住所 港区赤坂4-18-13 赤坂コミュニティープラザ内

 

 

・参加費  5,000円

 

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●オープンカフェ(熊本)⇒●オープンカフェとは

 

 

〇11月27日(木)9時~12時 ・場所 龍田公民館 茶室

 

・参加費 1,000円

・上記以外でも、ご希望の日程に対応させていただきますで、ご連絡ください。

 

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●個人セッション ⇒くわしくはこちら

 

問いかけとワークを通して、無意識の信念をほどき「本当の自分」と一致するためのセッションです。


問題と思えることはすべて“気づき”の入口です。

 

 

●実相で読む 本の読み合わせセッション ⇒くわしくはこちら

 

『奇跡講座』やバイロン・ケイティの本をベースに、実相の自覚にて本を読みます。


マンツーマンでもグループでも、安心してご参加いただけます。

 

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各参加費は、振込みか、当日になります。

 

お振込​み先

ゆうちょ銀行

記号 17110

番号 12444391

​モトウ カオリ

 

他銀行からの振り込みの場合

店名 七一八(ナナイチハチ)

店番 718 普通預金

口座番号 1244439

※ その他の振り込み先が良い場合はお手数ですが、お問合せください。

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HP

 

 

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コチラ(hatena blog)では、以前取り組んだ「奇跡講座」のワークブックの記録等を書いてます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。