傷ついた、傷つけられたと罪をなすり付け合い、「個人」を主張しなければ、生き残れないと思い込んでいた。
「罪悪」の夢を紡ぎ続けているために、傷つき、傷つける、被害者、加害者、というアイデンティティーを持ち続ける。
「罪悪」の夢は、複雑で、てんこ盛り。
あの人から裏切られた・・・
お金が足りない・・・
子どもが心配・・・
親が憎い・・・
病気が怖い・・・
老いが怖い・・・
痩せてきれいじゃないと価値がない・・・
「特別」じゃないと愛されない・・・
私は劣っている・・・
失敗した自分が許せない・・・
別れた恋人が忘れられない・・・
勝った自分が誇らしい・・・
自分を許せない・・・
過去のことが気になってモヤモヤする・・・
戦争や天災が怖い・・・
「罪悪」と「恐怖」のネタはどこまでも尽きない。
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自分を「個人」と思い込んでいる。
ずっと、「個人」という分離のストーリーから目を離せずにいる。
「個人」のまんま、セラピーを受けても、結局は「分離」を強化していく。
「個人」の問題を解決しょうとすればするほど、「個人」という孤立感が深まっていく。
延々と「罪悪」を目撃するだけだった。
ここに、氣づき、立ち止まる。
「罪悪」を目撃し続けるのが「自我」の目的だったのだと氣づく。
「罪悪」を強化するのが「目的」だったのだと氣づく。
「自我」の働きを知る。
そして、ただ見るのみ。
ただそれだけが求められている。
両手が空になる。
その空になった両手に、溢れんばかりの至福の花束が受け取られていく体験。
結果的に、個人的、物質的な問題も消える。
そもそも「問題」はないと氣付く。
深い安らぎ、祝福する心、"不動の心"へと戻っていく。
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このblogでは「奇跡講座」「非二元」の実践や、「本来の私たち」を思い出すためのヒントや気づきを書いてます。
違和感だらけの苦しい暗中模索の人生の中、さまざまな心理や真理の学びを重ね、「個人」として生きることへの矛盾に氣づきました。
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茂藤かおり
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