どうせ行くなら最北端へ | 狸力の巣

狸力の巣

まぁ…なんとなく作ったモノです。



最近の状況なんかを綴ってみたりしてます。

おはよう、流石に昨夜の暴飲暴食で胃腸の調子が悪い。

そして今日の天気は下り坂、雨の予報…なんだけど晴れてるね。

 

そういう訳ですぐ起床して

まずは宿の前の宗谷海峡を、樺太は今日も雲の中か。

お宿は此処でした、路面の濡れ方からも夜雨降ったのね。

さて0610に出発~そういえばノシャップ岬はすぐそこだったな、では寄っていくか。

灯台、案の定こんな時間は誰も居ない。

看板もあったけどすぐ横が漁港で観光地って感じじゃないな、後ろに利尻島が入るときれいだけど雲隠れ中。

 

さて朝一番のサロベツを何処で撮ろうか、うむどうしよう??

南稚内の陸橋は面白くないんで、抜海~勇知で道路沿いにカーブがあるそうな。

 

で進んで一寸先の踏切に車置いて

丁度来る曇るが発動した…んで

引いてもう一枚…雑草が多いなぁ、でも悪くはないか。

振り返れば…雑草の生命力は素晴らしい、全然見えないし高さ1m位まで成長してるな。

そしてドライブ、稚内行普通と豊富で交換なので何処か撮れないかな??

 

勇知駅、此処もヨ3500だ、段々全部一緒に見えてきた…。

 

STVラジオで山内惠介の歌一本勝負を聞く、おかんが好きで今日もディナーショーだそうで。

 

踏切で車両撮ってもなぁ~と言う感じになって、旧芦川駅付近の踏切の道がまっすぐだったんで

遊んでみた、そこそこ日がさしたのは幸い。

 

さて雲が広がる前に少しでも観光とかしたいなぁ、と思ったら丁度展望台の案内が。

曲がって少し進めば展望台があったんで上ると

原野…向こうの雲の塊が多分利尻島、それでも晴れているうちに寄れたのは幸いか。

 

展望台から戻ると徳満駅が近いらしく寄ると

駅舎…と言うか現場のプレハブ小屋??

横のトイレが余計に現場臭。

 

更に南下して雲が増えてきたなぁ、豊富の街に入ればセイコマ発見で朝飯確保。

 

序に

豊富駅に寄る、道内の亜幹線クラスではいい感じの駅舎だね。

 

記念入場券は隣の観光案内所…だけど9時以降か、まだ小一時間あるな。

そしてここには最北の保存車が

あ~厳しいか、マニ60→オエ61だけどボロボロ。

雨どいも大体剥落しちゃってるし…窓枠も何か所か落下しちゃってるしなぁ、補修は多分しないから雪で屋根抜けたら終わりだな。

 

豊富駅まで沿岸バス来るんだ~増毛界隈行った時には使ったりもしたっけ。

さて朝飯を食いつつ更に南下、駅を巡ろうという事で

下沼駅…大体ヨ3500だし。

でもここは駅舎そのものをゆるキャラにしてリニューアル、秘境駅では無いけどね。

出て少し行けば人家見えるし、国道からも直ぐだし。

 

只管に南下、幌延駅は昨日寄ったので

上幌延駅、ヨ3500ですな。

南幌延駅、ホームからして1両分無いし駅名標の傾き方が…。

そして踏切挟んで謎の小屋、近付いて見れば

!?これ待合室なの…農機具小屋かと思ったわ。

 

…お腹痛い、こりゃ拙いと思い慌てて幌延まで逆戻り。

駅でトイレ借りて助かった~と思ったら大雨、何だこりゃ??

 

で再度南下、今度は安牛駅へ。

…段々間違い探しになってきた、ヨ3500ですなぁ。

錆は今迄で一番酷いかも、利用者居るの??

さて昨日稚内迄乗った普通列車を何処で撮る??

 

結局雨がまだ降っていないんで昨日雲にやられた

糠南俯瞰に、問寒別川を渡る姿から。

 

左カーブで正面が見えて

糠南駅に進入。

 

珍しく1名乗車、まぁどう見ても旅行者だったけど。

そして糠南駅発車~曇ってる分色々妥協しやすい。

最後に木々の間から、3分位の間ずっと見る事が出来て楽しめたなぁ。

 

この後雨降ってきた、小一時間の後に札幌からの宗谷が来るんだけど…

今度はさっきの俯瞰で写っていた糠南駅横の踏切へ。

この駅が有名になったのは

ホーム上に物置小屋??

いえこれ待合室…物置そのものだけど、中は待合室に必要なものも入ってました。

此処で待つのは嫌だけど…厳冬期はそんなこと言ってられないか。

 

いやいやまず周囲に人家…1軒あるな。

 

雨が降ったりやんだり散々な天気だけど

宗谷は

通過~丁度前面貫通扉の所に一人スマホ構えた人がいた…写っちゃうんだよねそういうの。

前面展望って踏切事故以降廃止になった筈だけど、入れたんだ。

 

さて今度はその宗谷と幌延で交換する普通…が色々グダグダやってたら良い場所に辿り着けず。

 

結局

グダグダ、せっかくのキハ54が。

接近戦でもやっぱりグダグダ、でもこの踏切は

南幌延駅なので、この状況で停車して客扱い中…ホームが1両分無いのね。

そしてその間は踏切閉まりっぱなし、まぁ通る車も無かったけど。

 

踏切が開けば

定番の後追いアングルを、定尺レールがゆらゆらと。

雑草も緑から黄色っぽくなって夏は終わりますな。

 

さてこの後は…さっきの宗谷の折り返しサロベツしか列車が無いな。

じゃあ北上するか~と走れば後ろからパトカーが。

良い気分しないので

北緯45度通過地点で記念撮影~という事でやり過ごす。

疚しい事はしていないけど、何か嫌だもんで。

 

豊富駅に戻る、途中は雨降ってたけど駅に着く頃には止んだ。

雨雲レーダー見ても、利尻島付近には強烈な雨雲来てるのにこっちは雨雲がかかったり晴れたり。

 

観光案内所で記念入場券と腹痛でトイレ、カップ麺*2と酒を22時以降に入れてはいけない。

そういえばセイコマでも豊富町の牛乳は有名なので、そのソフトクリームでもと思い始める。

 

腹痛は余り気にしない事にしよう。

んで観光センターとかなら食えるかな??

と、サロベツ原生花園にあるサロベツ湿原センターへ。

湿原を構成する泥炭土を浚渫していた

浚渫船も保存されています、まぁ今はそういう浚渫は行っておらず湿原の保存・維持・回復が主目的ですが。

 

 

 

木道で湿原内を歩けるんだけど…雨が今にも降り出しそう、お腹の調子も今一だし。

展望台からも本当はサロベツ湿原の向こうに利尻島が見えるんだろうな、そして雲行きは怪しくなってきた。

ので散策は超速足で一回り、曇天だと花かどうかもわからん…知識や興味が無いからだとも言う。

 

まぁ目的は

こっちですからね、まぁ観光地だから~と食うと濃厚で旨かった…問題は昼飯を食い損ねている事で。

では行きますか~セイコマに寄ればいいものを、サロベツ撮りたい~と車を北へ走らせると

 

雨降ってきたがな、こりゃ何処かの踏切かねぇ~と兜沼方面へ。

此処で良いやと踏切決めたら大雨、窓の外が何も見えないほどに。

 

それでも踏切鳴動で傘さして外に出る、直ぐにぐっちゃり濡れて

やって来た、強烈な雨と厚い雲で真っ暗に。

それでも何とか確保。

後追いで屋根から弾かれる飛沫で雨の強さが判るかと。

 

あぁぐちゃぐちゃだ、車に戻って乾燥させないと。

そしてもう17時前のサロベツ迄来ないから…稚内に戻る。

雨は強かったんだけど市街に入るころにはそれなり程度に。

 

そう言えば行っておきたい所があった。

稚内副港市場と言われる商業施設の2階に

稚内市樺太記念館、商業施設に作るべきかどうかは考えどころだけど、寄り易い方が周知にはいいのかもなぁ。

 

樺太からの引き上げで市に昇格した歴史があるので、内容は詳細。

北緯50度にあった国境の碑のレプリカもあったり。
鉄道に関する書籍も閲覧は出来たけど…購入できるような資料は無かった。

 

そして市場の方は

こんな感じ、土曜の昼過ぎなのに人は少なめ。
店も飲食店はやっていなかったなぁ、土産物を買い始める。
隣にも水産店の直営があったんである程度買う、まぁ乾物程度だけどね。

その後稚内駅に行って、まだ撮っていなかったこの看板を適当に。
セイコマで遅い昼飯買って、外に出ると

晴れてきたぞ??
 
これはと思い車に乗って

防波堤ドームを眺めつつ稚内公園へ。

氷雪の門…後ろに丁度ハートランドフェリーが島に向かっていった。

稚内市街を望む、あぁ宗谷岬の方まで晴れてるなぁ。
 
これは…行くしかないでしょ、明日晴れる保証もないし今日も何時迄か判らないけど。
今いる場所からほど近い稚内市北国博物館は、何故か21時までやっているんで~夜でもいいでしょ。

丘陵と海という判りやすい道を走る、路面は未だ濡れてるなぁ。
市街から走る事30分弱で

到着、そりゃ観光客多いなぁ。

宗谷岬、北海道最北端の地です。
来たかったんだ、あの海の向こうは樺太…最果ての向こう側なんだね。

バイカーやチャリダーも多い、特にチャリダーは感無量だろう…あぁ北海道サイクリング楽しそうだなぁ。
雨さえ降らなきゃオロロンラインはやってみたいな。
 
 
昨日から散々走って燃料が残り1/4以下になったんで給油、折角だから宗谷岬にある日本最北端のGSで給油しよう。
そして給油後は宗谷岬公園、すぐ後ろの丘陵が公園になっていて

上から宗谷岬を、観光施設も多いけど海とその向こうが見えないと始まらない。

そして旧海軍の望楼跡、宗谷海峡を監視していたんだねぇ。
晴れて風も少なくて気持ちいい、さて此処から上に行きます。

 


宗谷丘陵の地形が氷河地形だそうで、一度見たかったんだ。

車を走らせれば直ぐに

うわぁ…としか言えない地形。

うん

風力発電用の風車がまた強烈。

ああ

すげえなぁ…

北海道としか言えない景色が広がり続けた。

丘を越えていく道路の感じ、良いねぇ。
さて雲が広がりだしたので一気に市街に戻る。

 

17時前にサロベツが来るんで陸橋へ。
曇るかと思ったら晴れ間も見えてきたんで、厳しいのは承知で光線が良い方へ。

うん!!4両なら綺麗に光線が入ったなぁ~。

直ぐに道路渡って後追いも、昨日の昼過ぎと同じアングルだけど。

稚内での折り返し時間を使ってホテルにチェックイン、今晩が最後だし。
宿の立地が悪いけど混んでて一番安かったからなぁ~と明日のマラソン大会に参加する人が多い様で。
 
 
マラソン大会さえなければもう少しのんびりした感じだったんだろうけど。
荷物を少し置いただけで再出発。

また陸橋に来た、今度は最北のデパート西條の看板が入るように。

ライト直撃で滲んだけど…まぁいいや最果ての街を背に札幌に向かう宗谷。

 

更に引いてもう一枚、ケーブルや雑草だらけだけど。

 

ではバックに写った西條に行きますか~と駐車して入ろうとしたら今日は棚卸だそうで…

18時に閉店しますとの事、現在の時刻は18時…うわ~ん。

さて…今度こそ博物館へ、記念塔と一体で夜景も見れるからこの営業時間なのね。

 

昔ながらといった感じの博物館で、元々薄暗いんだけど夕暮れ時だもんで余計に暗い。
何か不安になる中身だった、最北と言う点が余計にそう思うのかも。
 
 
蝦夷地と呼ばれた頃の警護を求められた武士の厳しい暮らしとか、暗いよねぇ。
展望台には上る気が起きず、今思えば上っておけよ…代金に入っていたんだし。
 
2階の樺太関係は結構資料が充実していた。
市街の樺太記念館とばらばらな資料をまとめて一つにして、展示した方が良いと思うんだけど。
そうすると立地が問題になったり、此処は有料だけどあそこは無料だったし…問題多いのかな??
 
稚内と言えば天北線…関係は

僅かにこれだけ、まぁ稚内としたら余り実害無かったからなぁ。
さて公園から撤収して、宿に戻って車を置いて

街へ向かう、南稚内駅辺りの方が今は栄えているんだけど…やっぱり稚内駅方面へ。
途中で港に近い観光客向けっぽい店で

北寄貝の刺身

烏賊のゴロ焼き
2品で腹が満ちる痛恨のミス、素直にタコしゃぶ定食+ビールの方が良かったか??

 

腹が重いんでテクテク腹ごなし散歩。

最北端の踏切とか

防波堤ドームに今日もやって来たけど…野営禁止の筈なのにテント張ってる輩とか居て辟易。

 


そんなことしてたら稚内行普通は入ってきちゃってた。

しょうがないんでホームから。

 

 

昨日はホーム横の駐車場で見送ったけど、今日はどうする??
で考えたのがさっきの踏切、車通りも多くないし行けるでしょ。

と言う訳で上り最終幌延行を流し撮り。
乗客は…1名いたかな??

 

てくてく歩いてお宿へ、でもその斜向かいに

セイコマ有るんで寄る、昨日の反省もあって軽くね。

軽めにしといた。
 
 
 
温泉が有るので体ほぐして伸ばして…道内ラストの夜はこんな感じで。