珍しく算命学ではないブログ…。
静岡県知事選、あっという間に終わった感じがする。
まぁ、長ければいいというものではないけれど…。
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因みに県民なので、時事ネタです。
立候補者の名前が出た段階で、経験値からいけば鈴木氏が優勢かと思っていたし、昨今の国政状況をみると、鈴は野党推薦だ、対立候補として大きく名前がでていた静岡市出身の大村氏は自民推薦という状況だったから、なおのこと鈴木氏優位なんだろうと見ていた。
外務大臣の上川氏の「不必要発言」もあったし…。
まぁ、これに関しては揚げ足取り的な面も感じられたけれど、こういうご時世なので、そういう使い方をしなくても…というところからいけば、上川さんの失言になるんだろうなぁ。
そして、昨日の開票日。
夜になっても結果がが出ず、接戦だという。
朝になれば結果は出ているから、特に気にせずそのまま就寝して、今朝の新聞で確認。
前回の知事選が14年前だったせいか、投票数が県内各市町村で数字が公表されていることに記憶がなく、今回の結果をとても面白く見た。
結果として、鈴木氏は西部の票を獲得して当選した。
これは鈴木氏が前浜松市長だったという経歴が大きいし、その功績もちゃんとあったからこういう票の獲得につながったんだと思う。
けれども県内の細かな数字をみてみると、中部と東部・伊豆は大村氏優勢だった地域が殆どであった。
選挙が始まった時点で、浜松vs静岡という構図が見えていたけれども、まさにその通りであった。
静岡市民からしたら、鈴木氏が県知事になったら全部浜松にもっていかれちゃう、という意識が強かったんだろうなぁ。
実際、静大と浜医の合併だって浜松主軸になりそうだったから、静大の方でストップかけているし、海際に大予算をかけて浜松球場を建設しようとしたり、大きなアリーナだって西部に作っているし。
浜松の経済連から推薦されている鈴木氏が県知事になったら、浜松が優遇されるでしょって思う。
それに鈴木氏、各市町村へのごあいさつ回りで富士市に行くのがとてもとても遅くなった。富士市長が鈴木氏にお小言を言った様子が地方ニュースでながれるし、これを見た東部・伊豆の人は、こちらの地域が置いてけぼりにされるって思うだろうと思う。
たしかに、富士市長の発言は真っ当だと思う。その地域の首長だから、その地域のことを最優先に考えなければだからね。当然、その知事候補が知事になった場合、同市が蔑ろにされるのではないかと思うよね。
などなど、諸々あって、選挙結果(投票数字)はとても面白いものになっていた。
もちろん、中部・東部・伊豆にも鈴木氏に投票している人はたくさんいる。
実際鈴木氏の掲げた公約だって素晴らしいものだと思う。
もちろん、大村氏の公約も素晴らしいと思う。
けど、なんとなく今回の選挙は人口比率で大村氏が負けたような気がする。
さて鈴木氏が県知事になって、静岡県がどう変わるか。
リニアが大きく叫ばれているけれど、それ以外にもなかなかに問題山積だからね。
ちゃんと見ていくのが県民の務めだろうと思います。
という、素人目線からの県知事選でした。