今後が楽しみだった漫画。 | ONE OF A LIFE

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徒然なるままに…。

『セクシー田中さん』は好きな漫画の1つだった。

 

去年ドラマ化されると聞いて、表面的なラブコメドラマにされてしまわないか心配でドラマは見ることが出来なかった。

 

あの漫画はラブコメ要素よりももっと伝えたいことが深く、それぞれのキャラクターの成長がとても楽しみだったから。

 

そして数日前、原作芦原妃名子先生のドラマに対するメッセージを拝読したばかりで、訃報を聞くなんて…。

 

 

 

誤解を恐れずに言うなら、宿命に「自殺」に関連するものがあるかと言われれば、ある。

 

けど、それはこの星を持っている、この星が燃焼していない、陰転している、など簡単な話ではない。

 

今回、ご本人の宿命と年運、大運を拝見させていただいて、精神的に相当しんどかったんだろうなと思う。

 

かつ、当然のことながら、自分の作品への思い、ドラマ化に対する原作の大事な部分を大切にしてほしいという思い、そういうものがとても強かったのだと思う。

 

宿命を拝見するかぎりでは、良い方向にも行く可能性は十分にあった。

 

にも拘わらずこのような結果になってしまったのは、人は一人で生きていない、他者との交じり合いで幾つもの未来が生まれてくるなかでの結果の1つだからである。

 

今回はとても残念でしかない。

 

もしも…は人生ではない話だけれども、今回のドラマ化に携わったテレビ局、企画会社、出版社、どこかに芦原先生の言葉を大切にして身を挺してくれる組織があれば、こんなことにはならなかった。

 

 

 

 

『セクシー田中さん』の一愛読者として、ご冥福をお祈り申し上げます。