バレーボール部を引退して1か月が経ちました。
4回生のゆずです。
また練習に行きたいなあと思いながらもいろいろ忙しくて行けてません。また行くねー!
小さなものから大きなものまで数えきれないくらいたくさんの思い出が詰まった2年間でした。本当は思い出せるものすべて書きたいけど、私の自己満足になりそうなのでここは我慢して、トピックを絞って書こうと思います。
今回は神大女子バレー部での活動を通して学んだことと感謝を書こうと思います。
自分語りが少し長くなりますが聞いてください。
中学高校とほぼ毎日バレーをしてきて、高校の引退の時はもうバレーはしないかなーって思ってました。
大学に入学して1年間、コロナ禍で大学に行くこともなく、感染を恐れて何も行動できなかった私はいつの間にか2年生になろうとしていて、でも学科の勉強は全く理解できず、ただ単位をとるために必死で、でも数少ない友達に頼ることもできず、精神的に結構しんどい時期がありました。
もう大学辞めたいと思ったときもありました。
ですがこのまま悩んでいてもだめだ、何か行動しないとと思い、サークルや部活を色々調べていたところ女子バレー部を見つけました。不思議なもんですね、バレーはもう十分だったはずなのに、一度バレーボールのことを思い出すと体がむずむずしてきて、またバレーをしたくなってきました。女バレの部員紹介を見て、同じ岡山県出身で同学年のあきがいると知って、これは運命だー!と思って入部を決めました。
初めて見学に行ったときは部員の少なさに驚きました。5人いたかな?いなかったかな?という具合で、みんながパスしているのを見ていたけど、なんだか恥ずかしくなって5分ほどで帰りました(笑)
その数日後に体験に行って入部しました。
その時はリーグ真っ最中でした。とある日曜日、リーグの仕組みを理解していないまま、人数が足りないということで私もコートに入ることになりました。試合はさんざんで、負けました。それは入れ替え戦でした。理解が追いつかないまま、いつのまにか7部に降格していました。
当時正直、7部に降格したことについて深刻な焦りとかはなかったと思います。
その後通常練習が始まりましたが、練習はメリハリなく進んでいきました。
私はスポーツはするなら勝つために練習したいと考える派だったので、当時の部活の雰囲気に自分の理想とのギャップを感じ始めていました。
そして、今思えば入部したてのくせに生意気だったと思いますが、目標が特にないままなんとなく進んでいく部活に不満を抱くようになりました。
ある日の練習前、みんなでおしゃべりしていた時、軽く今後について話しました。今までキャプテンは交代しながら進めていたこと、誰もキャプテンをしたい人がいないことを知った私は、それなら私がやろうと、みんなの同意を得ずそのままキャプテンになりました。
私はキャプテンというものをなめてました。
バレーがしたいだけだから、びしばし進めていけば大丈夫!とか思ってました。
キャプテンってすごく大変ですね。どんなチームになりたいか、そのためにどんな練習をして誰をどのポジションにおくか考えて、常に周りを見ながら指示する、
なんといってもこのキャプテンのもとでバレーしたいって思われるような人でいる、そういう行動をとることが大前提なのに、
みんながどう思っているのか分からず勝手に一人でマイナスになって、でも変なプライドが邪魔してその苦しい思いや悩みをチームの誰にも相談できず、練習に行きたくなくなって、練習に行っても早く練習を終わらせたくて淡々と進めていくだけで、練習が終わったあともその日の自分を反省して余計練習に行きたくなくなって、という悪サイクルに陥っていきました。しかしこれは自分が言い出したこと、ましてやもうすぐ秋リーグ開幕が迫っているのにここで無責任にキャプテン辞めるとか自分勝手すぎる、自分がどうしたいのかわからなくなって、練習は単調になっていき、それに気づきながらも改善法が分からず見て見ぬふりをしながら進めていきました。自分もみんなもそれにモヤモヤを抱きながら練習していたと思います。チームを変えたくてキャプテンになったのに結局自分が不満を抱いたチームと何も変わってませんでした。
もうすぐ秋リーグが始まるということが自分の中で大きくて、ここでキャプテンを投げ出すのは最低すぎることはわかっていたので何とか頑張りました。ついに迎えた秋リーグ、無敗自動昇格とはいきませんでしたが入れ替え戦で勝利し無事6部に昇格することができました。ここで昇格できなかったらバレー部自体辞めようと思っていたくらいすごく追い込まれていた試合でした。激闘のフルセットでしたが、最後の最後やっと勝利が決まった時は、なんだかすごく解放された気がしました。昇格できて本当に良かった。
その後のミーティングでキャプテンを辞めたいという旨を伝え、りのにバトンタッチしました。自分の言ったことに責任を持てなかったことをすごく反省、後悔しています。
それでもその責任を取って部活を辞めるというわけではなく、まだバレーしたいというさらに自分勝手な私を見捨てずに、(「見捨てる」という言葉は少し意味が違いますが)チームの一員として一緒にバレーを続けてくれたみんな本当にありがとう。
この経験は今後の人生にいかしていきます。
大学でのバレー生活で一番学んだことはこれです。
「自分の言葉に責任を持つ」
いろんな人と出会って、たまに別れもあり、いろんな人に支えられてバレーしてきました。
その後も様々な試練がありました。ふうが怪我したときは、女子バレー部さらに上を目指して順調に進んでいたさなかだったので、正直終わったと思いました。
でも留学生のウキンやダインが一生懸命頑張ってくれてなんとか乗り越えました。
バレーを通して留学生とのかけがえのない思い出も作ることができました。
そしてそれまで自分たちしかいなかった部活でしたがついに新入生歓迎会の時期がやってきました。
去年は6人の後輩が、今年は7人の後輩が入部してくれました。
後輩たち、入部してくれて本当にありがとう!みんな個性豊かだけどみんないい子で、いつも刺激をもらってました。また応援行くね!
新歓の時は少しでも多くの子に入部してほしい!というか、入部してもらわないと神大女子バレー部存続の危機に関わるという焦りの中で新歓に力を入れたのでそのおかげもあったと思います。でもこんなに多くの後輩が入部を決めてくれたのは、このチームでバレーしたいと思わせるチームの実力や雰囲気があったからだと思います。
そしてそれらを作ってくれた我がチームのキャプテンりのがいたからです。
伝えるタイミングを逃したのでこの場を借りて言いますね
自分がキャプテンだったときに辛かったことをさせないようにサポートしようと思っていたのに、結局りのの力になれないことが多くて、甘えちゃって、りの任せになってしまって本当に申し訳ない。
りのは誰よりもチームのことを考えてくれてて本当に尊敬してます。エースとしてプレッシャーあったかもしれないけどそれをはねのけてバンバン点を決めたり、たまーに訪れる不調も笑い飛ばして不安を払拭してくれたり、コートで誰よりも声を出して俺についてこい!と言わんばかりのあの感じ、すごくかっこよかった!!
いるだけでチームを明るくしてくれて、誰に対しても気を配ってて、いつもすごいなぁと思ってます!
私にできないこと、持ってないものを全部持ってて本当に憧れです。
りのがいたから今までバレー続けれたし、無事昇格もできて、思い出たくさんのバレー生活過ごせた!
ほんと感謝してもしきれない!ありがとう、お疲れ様!
あとこれはバレーに関係ないけど、いつかゆずはいっぱい食べるから食べるの見るの好きって言ってくれたことあったけど、りのは食べるときほんっとうにおいしそうに食べるし、何回言うねんっていうくらい超幸せそうな顔でおいしいっていうからこっちも幸せになってます~(笑)
この流れでみんなにも
と思ったけど書き始めたらきりがなくなりそうなので割愛します
ただ一言、ありがとう&ありがとうございました!
楽しい友達とかわいい後輩とかっこいい監督と先輩に恵まれて、一生忘れない濃い時間を過ごすことができました。
周りの人に恵まれて、最高の時間でした。
本当にバレー部に入ってよかったです!
ありがとうございました!