本当にやりたい事を見ないようにしてもムダです

こんにちは。
芳月健太郎です。



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▼コンセプトのまとめ方、言葉の出し方が
　わかりやすく書いてあります。
　⇒こちら

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私は、企画をずっとやってきましたが、
特に商品開発が大好きでした。

何もない真っ白なキャンバスに、
想いを描いていく自由な世界。

想いがデザインになって、
ブランドに見えてくるワクワク感。

それをどうやって市場に浸透させるか
頭を捻るゲームのような感覚。

そういう中で、
アイデアを思いつき、
それが認められた時の
静かな達成感。


企画と言っても色々ありますが、
こういう刺激を最も受けられるのは、
商品開発の仕事でした。



でも、ある時、
それが出来なくなりました。

組織の事情やクライアントの変化など、
色々な要因がありますが、
ともかく出来なくなったのです。


そりゃ、落ち込みました。


ずーっとやりたかった仕事なのに、
やっとの事で手に入れたのに、
もっとスキルを磨きたかったのに、
できなくなっちゃった｡｡｡

もう、本当に途方に暮れました。


別に出世とか、野心とかでなく、
ただ、純粋に好きだったんです。
まさに自分にぴったりな仕事でした。



それで、出来なくなって、
どう考えたか、です。

諦めるか。こだわり続けるか。


諦めたら、これからは、
欺瞞の人生を送る事になる。

その場でこだわり続けたら、
流れに逆らった人生になる。


そんなジレンマを抱えながら、
結果として、出した結論は、
第3の道を見出すことでした。


文章にすれば簡単です。

「自分のやりたい事を
　求められる所でやる」

これだけです。


具体的にどう考えたかというと、
先の、

「想いを描ける自由さ」
「ブランドになっていくワクワク感」
「アイデアが認められる瞬間」

が満たされる居場所を探したわけです。

それも数年かけて、です。


それが、プランニングコーチという
道でした。

マス市場向けの商品から、
「スモール」「人」に変えていく。

誰でも無難に好かれるものより、
個性を際立たせるユニークさを
創造していく。


後から考えてみれば、
こちらの方が、
制約だらけの組織で仕事をするより、
よっぽどワクワクすることに気づきました。

しかも、こんな年になって（笑）。



自分のやりたい事って、
実はほとんどの人が分かっていません。

以前の私のように、
商品開発が良いとか、
大きな会社の大きな仕事を
するのが良いとか、

目に見える対象を自分のやりたい事と、
勘違いしているんです。


自分が本当にやりたい事というのは、
先の私のように、

「自由に」
「想い描けて」
「アイデアが生かされて」
「それが価値になる事」

のように、その時の「状態」の中に
存在します。


そこが満たされれば、
その対象である

「商品開発」
「大きな会社」

は、実はあまり関係なかったのです。


もし、そういう「対象」にこだわっていると、
自分が本当にやりたい事が
何なのか分からなくなります。

しかも、コンセプトをつくる時に、
自分のやりたい事ばかりに意識が行くと、
人から「求められる」という事を
見過ごしてしまいます。


自分のやりたい事は、私の、

自由じゃないと人一倍ダメになる、
アイデアが出せないと全くやる気がなくなる、
ブランドのような美しさが感じられないと
全然ワクワクしない、

という事を何度も感じたように、
既にあなたの中にあるんです。

自分がやりたい！と
外に向けて言うのではなく、
自分の中で感じるのです。

そうです。
何度も何度も感じているはずなのです。


そんなの大人じゃない、
そんなの損だ、
そんなの常識を逸脱している、

と、いくら言い聞かせても、
こういう声は、
あなたの内側から、
何度も何度もメッセージしてきます。


私が、コンセプトキーワードを出す質問で、
「何をやっている瞬間にワクワクするか？」
という質問は、
ここに素直に向き合うための質問です。

他の質問だって、
結局はこの意味の裏返しです。


そういう心のメッセージに耳を傾けたら、
それを求める人のことを考え、
そこで何が出来るのかを形にする。

「ワクワク」という、子供っぽい想いと、
求められる事を冷静に考える力で、
コンセプトは出来上がります。



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仕組みづくりの輪郭がはっきりします。




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