こんにちは。
芳月健太郎です。
私は今でこそ、
人と普通にコミュニケーションが取れますが、
学生時代や２０代の頃は、
凄くコンプレックスを持っていました。
ちょっとした発言で浮いてしまう、
何か小馬鹿にされている気がする、
それを取り繕おうとして、
益々深みにはまる。。。
そんな小さな失敗に
いつもくよくよしていました。
まぁ、元々が凝り性なもので、
友達との話題も特定の分野なら良いのですが、
普通の会話だと、突然、萎んでしまう。
軽やかに人付き合いする友人を見て、
なんであんなに清々しく会話が
できるんだろう？と
いつも不思議に思っていました。
それで少し仲良くなった人付き合いのうまい人に、
その秘密を探ろうと、
さりげなく「調査」をしていました（笑）。
でも、どうしても答えが分かりません。
ある時などは、
「何でそんな事ができるわけ？」
と聞いてみましたが、
帰ってくる答えは、
「え？別に普通にやればいいじゃん」
だけです。
仕方ないので、
コミュニケーションの本を読んだりして、
必死で研究していました。
一方、昔の私は、
「よくそんなアイデア思いつくね」
「凄いね、この企画書。どうやって書くの？」
「どうやったらこのモヤモヤを整理できるの？」
と聞かれて、
「え？別に頭に浮かんだ事を書くだけだよ」
と、答えていました。
子供のころから、
空想にふけったり、思ったことを
お絵かきしていた私は、
アイデアを考えたりするのは当たり前なのです。
なので、どうすれば出来るの？と言われても、
なぜ出来ないのかが分からなかったのです。
さて、この二つの話というのは、
人は誰でも、苦手や悩みを価値にできるし、
当たり前に出来ることは、
当たり前を分解しないといけない、
という事です。
苦手や悩みを克服するために、
研究を重ねた経験というのは、
得意な人が、
「え？別に普通」としか言えなかった事を、
分解してノウハウ化する事になりますね。
苦手で悩んだからこそ、
同じように悩んでいる人の気持ちに沿って
一つひとつ丁寧に説明できる。
その人達の気持ちも理解できる。
だから、
あなたが何かが苦手で悩んで、
でもそれを何とかしたいと思うという事は、
それを研究して人を助ける役割があるとも
言えるわけです。
もちろん、私のように、
好きで得意な事を伸ばしていくとしても、
苦手分野を研究したように、
誰でも分かるように棚卸しを
しなければなりません。
才能って、このように、
苦手からアプローチもできるし、
得意な事なら、それはそれで、
「あなたの普通」を噛み砕く必要がある。
だから、
得意だからイケル、
苦手だからダメ、
という単純なものでは
ないんですね。
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