若い友あり、遠方近傍より来る、また楽しからずや | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 美しい妻の若い友人たち六人が遊びに来てくれました。まだ二十代の面々です。若くして亡くなった同級生Eちゃんのお参りに行ったとのこと。その帰りに寄ってくれたのです。思わぬ大勢で食卓を囲むことになりました。

 

 そのうちの二人は、同じ状況で以前も立ち寄ってくれました。今年もその予定だったところ、前日の同窓会でお参りの話が出て、同行者が増えたというわけです。理由はともかく、若者が訪ねてくれるのはうれしい限りです。

 

 Eちゃんも高校生時代に仲間と遊びに来てくれたことがあります。ダブルの遺伝子を持つ、いわゆる帰国子女です。バイリンガルの特技を活かして、社会へ羽ばたいた矢先に亡くなりました。神様がいたら恨みをぶつけたいところです。

 

 ダブルでバイリンガルというところは、孫娘のLチャンと一緒です。特別な才能を持つだけに、悩みも多いと想像します。同じ悩みを抱えたとき、良き相談者になったかもしれないのに。返す返すも残念でなりません。

 

 その日の料理は、たこ焼き器で作るカリカリ焼売を用意しました。たこ焼きの穴に餃子の皮を入れて、ひき肉と玉ねぎの具を押し込みます。そこへ、むき海老とコーンを入れて、細切れチーズをパラパラと振ります。

 

 本物の焼売のように包む必要がないので手間が掛かりません。蓋をして少し蒸しますが、火が通ったらすぐに蓋を取ります。そうすると、皮がパリパリで口の中を切りそうなくらい。それが、妻のお好みなので文句はいえません。

 

 他には、ポテトサラダ、厚揚げの煮物、キムチ、味噌汁など。テーブル一つでは間に合わないので、仕舞い込んであった炬燵も出してきました。そこへ、所狭しと料理が並びます。話題は尽きる事なく、箸が進むか心配です。

 

 若者は、消防士、シンガーソングライター、部品設計士、薬学部の学生などなど、多士済々。中には漁師から神主に転職、なおかつ鍼灸師の勉強もしているという強者T君も。楽しい話がてんこ盛り。また集まって欲しいと切に願います。