散歩道に咲く、野草の名前を知りたい | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 町を散歩をする時は、あちこちの庭木の花を眺めるのが楽しみの一つです。ついこの間までは、ハナミズキが咲き誇っていました。近頃はツツジを少し見かけるくらい。この町の花暦は、ちょっと一休みといったところです。

 

 視線を下げて見ると、野草の花が途切れることはありません。道端や原っぱには、様々な小さな花が風に揺れています。シロツメクサは、ずいぶん長いこと咲いています。カタバミも、盛んに小さな花を広げています。

 

 わずかに残る狭い畑には、食べ切れなかったのか、とうが立った葱坊主が白い花を咲かせています。空き地もいくつかあって、そのほとんどに野草が生い茂っています。ブタナの小さな黄色い花が、一面覆っているところもあります。

 

 遅咲きのタンポポに混じって、一群のきれいな白い花が咲いていました。掃き溜めに鶴といっては他の野草に失礼ですが、際立って鮮やかに大きな花を広げています。Googleで調べてみても、さっぱり名前が分かりません。

 

 どうしても知りたくなって、スマホに「レンズアプリ」をインストールしました。カメラに撮るだけで、その植物が載っているサイトを探し出してくれる優れものです。試しに我が家の鉢植えを撮ると「パンジー」と出ました。

 

 件の白い花を撮ると、「今日のお花」というサイトが出ました。そこには、目の前の花とそっくりの花の写真があります。「ワトソニア」という名前です。聞いたことがありません。もっとも、通ではないので知らなくて当たり前。

 

 きっと、良家の花壇に植えられた花の種が、風に煽られて飛んできたのでしょう。そういえば、駐車場の片隅に白い花を広げているのは、美しい妻が鉢に植えたノースボールのようです。これも、こぼれ種で増えたのでしょう。

 

 想像以上に「レンズアプリ」が楽しくなって、手当たり次第に撮ってみました。コナラだと思っていた木がアラカシと出ました。タンポポにもいろんな種類があることに気づきます。こりゃおもしろいものを手に入れました。