雨の日のゴミ出しは憂鬱 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 昨夜から降り出した雨は、夜が明けてからも一向に止みそうもありません。いつものように、美しい妻の出勤の音で目を覚ましました。玄関の鍵を掛けるカチャカチャという音が、目覚ましがわりになっているのです。

 

 それより早く目覚めることもありますが、起きるのが億劫でしばらくモゾモゾとするのが常です。腰をゆらゆら動かしたり、足の裏で反対の足をさすったり。蕎麦屋をやっている頃に習い覚えた、ゆる体操を続けています。

 

 夢うつつの状態で、寝たまま太極拳をすることもあります。もちろん、布団の上で仰向けのまま、上半身だけで演じます。眼をつむれば妄想で、草原や砂浜に立っています。自然の中でゆっくりと、風を感じて動きます。

 

 ふと、今日は月曜、ゴミ出しの日と気付きます。「ゴミを出さなきゃ」突然に現実へと引き戻されます。やにわにムックと起き上がり、服を着替えて髭を剃り、顔を洗ってゴミを出す。玄関開ければ外は雨、傘をさそうかやめようか。

 

 空はどんより低い雲、雨はしとしと小糠雨、傘を持つのは面倒と、カッパを羽織ってみたものの、五月と思えぬ肌寒さ、濡れるのだけは避けたいと、居間に戻ってiPad、天気予報を見てみれば、降ったりやんだり繰り返す、はっきりしない春しぐれ。

 

 柳亭痴楽じゃあるまいし、綴り方教室はここまでに。少なくとも、雨の日のゴミ出しが憂鬱であることは伝わるかと思います。ゴミ集積所は鉄格子の小屋になっていて、頑丈な錠を開け閉めしなくてはいけません。

 

 ゴミを持って傘を差して、錠を開け閉めするのが億劫なのです。つまるところ、小降りになるのを待って、カッパを羽織って捨てに行きました。パラパラしていましたが、「春雨じゃ濡れて行こう」てなものです。

 

 集積所の掛け金は、ちょっときつくて開け閉めに力が要ります。それでも、カラスが突っついて道路を汚す心配はありません。多少の面倒臭さは甘んじて受けよう。明日晴れたら、クレ556のスプレーでもかけてみようか。