お坊さん、神主さん、経営者に道徳を教えてください | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 ガンジーさんの七つの社会罪にかこつけてもう一つ。「道徳性なき商業」と「献身なき信仰」について。誤解を恐れずに言えば、ビッグモーターやダイハツは道徳性をなくした悪徳企業。お坊さんや神主さんは、献身を忘れた宗教者。

 

 この二つは、一見ぜんぜん違う問題に思えます。試しに、「道徳性なき商業」と「献身なき信仰」を繋げて考えてみてください。そうすると、ややこしく絡まった問題でも、解決の糸口が見えてくると思うのです。

 

 日本は自由競争社会です。企業はお金儲けを企む業です。自由にお金儲けの競争をしても良いという世の中です。ただ、何をしても良いというわけではありません。法治国家ですから、法律を犯すことはもちろん御法度。

 

 そして、もう一つの足かせが道徳となります。法律を守ることは道徳に含まれるという考え方もできるので、道徳こそ商業活動の規範となるのです。つまり、道徳に反する企業は、まさしく悪徳企業といえます。

 

 ビッグモーターの経営者も、ダイハツの経営者も、社員に厳しいノルマを課しました。それ自体、道徳に反します。結果として、社員はノルマを達成するために法律を犯すことになります。罰を受けるのは経営者も社員も一緒。

 

 道徳を子供に教えるのは、家庭と学校とされます。海外では、そこへ宗教が大きく絡んできます。なぜか、日本では宗教の活動が目立っていないように思えます。お坊さんや神主さんは、子供たちに道徳を教えているんでしょうか。

 

 地震が起きると、医師団や他の自治体職員が駆けつける報道を目にします。「多くのお坊さんが避難所を巡っています」とか、「神主さんたちが被災各地でお祓いを始めました」という報道は見たことがありません。国境なき僧侶団は?海外お祓い隊は?

 

 お坊さん、神主さん、神父さん、牧師さん、子供たちや経営者に道徳を教えてください。僕は仏教伝来前の日本固有信仰を信じています。ミニバスケットボールの子供たちには「バスケットコートにいる神様にお礼を言いなさい」と伝えています。