初代iPodが400万円、なんと初代iPhoneは2800万円 | kuwanakenのブログ

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振り返ったり、無理をせず、
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 なんでも鑑定団に初代iPodが出てきました。鑑定額は、あなおそろしや400万円。決め手はビニールが被ったままの未開封。ビニールが破れているだけで、一気に30万円まで値が下がるとか。呆れてものが言えません。

 

 なんでも、二十数年前に母親がくじに当たったそうな。当時はMacのコンピュータがなければ起動できませんでした。あいにくMacは持っておらず、押し入れの奥にしまいっぱなし。それを引っ張り出してきたという話です。

 

 Windows版ができてからでしょうか。iPodは日本でも爆発的に売れました。僕はMacファンでしたが、iPodは高くて手が出ません。それが、iPod shuffleができて値段も手頃になりました。第2世代でクリップ型になり、ここで初めて買いました。

 

 胸ポケットや襟にクリップで留めるというよりも、クリップそのものです。iPodは1000曲入るというのが売りでしたが、 shuffleは300曲。それでも十分でした。小さな機械なのに音がきれいでびっくり、よく持ち歩いていました。

 

 次に愛用したのがiPod nanoです。これは娘のお下がりでしたが、ある日リコール対象になり新品になって帰ってきました。それも、慣れ親しんだ shuffleと同じくらい小さくなって、マルチタッチ対応の液晶画面。運が良いとこんなものです。

 

 そのiPod nanoは、今でも車のオーディオデッキに差し込んでHD代わりに使っています。美しい妻と出かける時は、百恵ちゃんメドレーや徳永英明さんの「ボーカリスト」など、古き良き歌を二人して大声で歌っています。

 

 いくら初代とはいえ、未開封のiPodに高値が付くとはどういうことでしょうか。もちろん欲しい人がいるから高値がつくんでしょうが、買う人の気が知れません。使うでもなく、飾るでもなく、ただ持っているだけ。単なる投機対象ということでしょうか。

 

 驚くなかれ、未開封の初代iPhoneは2800万円の高値がついたとか。開いた口が塞がりません。ビニールの被ったままの紙の箱を、後生大事に床間に飾るのか。はたまた金庫にしまうのか。買った人の顔が見てみたい。