みんな性格良いから、車椅子ツインバスケットボール大会は準備も楽しい | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 車椅子ツインバスケット塩尻大会は、前日の会場準備から参加しました。しなの号が塩尻駅に着くと、審判仲間のKさんが改札口まで出迎えてくれます。そのまま、会場のユメックスアリーナまで乗せてってもらいました。ありがたいです。

 

 Kさんは静岡から車で来ました。駅のロータリーで待ち合わせのつもりが、なぜか改札口までお出迎え。まるでVIP待遇です。不思議に思い訳を聞くと、待合室の立ち食いそばが食べたかったとのこと。Kさんは道中も大いに楽しんでいるようです。

 

 会場準備が始まるとみんな体を動かしながらも、たわいもない話にワイワイガヤガヤ。長野のバスケット協会の偉い役員さんたちも、準備に精を出してくれます。ふんぞりかえっている人はいません。施設職員のMさんもなんだか楽しそう。

 

 電光掲示板はパソコンで無線操作です。多くの体育館は有線なので、何本ものコードをコートの端まで伸ばさなければいけません。無線はその手間が省けて便利です。パソコンにはバスケット用のシステムが仕込まれていて、これまた便利。

 

 パソコン操作を試していると、タイマー表示が不安定です。ストップボタンを押すとリセットしちゃいます。みんなで「あーでもない、こーでもない」そこで、競技委員長のKさんが再起動させたら、すんなり正常作動。賢い人が一人いれば事は足ります。

 

 当日のテーブルオフィシャルは地元の中学生。前日のオフィシャル講習会がインフルエンザの影響で中止になったので、ぶっつけ本番。ゲーム前手続きなど不手際があるものの、選手も審判も和やかに対応。怒り出す人はいません。

 

 Bブロックのゲーム、大差が開いて大味なゲーム展開。ボールを抱えた選手が、ディフェンス3人に取り囲まれました。成す術なく5秒経ったので相手ボールになります。ところが、なかなか審判の笛が鳴りません。周りも窮地の選手を気遣う様子。

 

 いつもならディフェンス側から「5秒過ぎてるよ!」とクレームが飛びますが、そこはみんなが優しく見守ります。10秒ほど経った頃、「もう我慢できない」と声を出して僕が笛を吹きます。場内爆笑。みんなで楽しもうとするところが、ツインバスケットの魅力。