友人がドクターヘリに乗る | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 車椅子ツインバスケットの審判仲間Aさんが、岐阜の定期大会をドタキャンしました。聞けば持病が悪化して入院したとか。Aさん夫婦とは一緒に富士山観光をした仲です。心配でしたが、迷惑がかからないようメールのみにしました。

 

 先日返事が来ました。「・・緊急手術を・・ドクターヘリで搬送されて・・」びっくりして直接電話をしてみました。本人が電話を取れないような状態でも、ひょっとして奥さんが出られるかもしれないと思ったのです。

 

 ところが、呼び出し音が続くばかりで出る気配はありません。不安は募りますが一旦諦めました。そしたら、しばらくあって向こうから掛かってきます。「もしもし」本人の声です。「今どこから掛けてるの?」「畑」「畑?!」

 

 野良仕事をしている最中とのこと。一安心しました。そこまで回復しているのなら心配は要りません。「大変だったね。手術をしたばかりで野良仕事とは恐れ入りました」「体力が落ちてるからすぐに疲れる。メール見た?ドクターヘリに・・」

 

 そこから、ドクターヘリに至った顛末を聞きました。近くの病院で緊急手術になったけど、医師と看護師のやり取りが噛み合わない。「メス」「はい」「◯X&?!」「分かりません」Aさんは部分麻酔で全部聞こえていて不安になります。

 

 どうやら、医師も看護師も自信がないみたい。すぐに専門医のいる病院へ転送が決まる。それからドタバタとストレッチャーに揺られて、そのままドクターヘリに乗せられる。ヘッドフォンはされるけど、やかましい会話が聞こえてきたとのこと。

 

 無事に病院に着いたら、前回の手術を担当した医師がいて、あとはとんとん拍子。全身麻酔が始まって、目を閉じて開いたら手術も無事に終了。そのあとは回復も早く、退院後は毎日野良仕事に勤しんでいるということです。

 

 救急車には何度も乗ったことがあります。もちろん、付き添いで。心配蘇生もしたことがありますが、できればされたくはない。ドクターヘリにも乗ってみたいけど、できれば付き添いで。AEDも一度は使ってみたいけど、絶対使われたくない。わがまま。