昔は当たり前だった地方議員の横暴、今は歴とした犯罪 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 千葉県長生村の東間永次議長が職員に暴行しました。もちろん、犯罪です。運転中の運転手に対して、後ろから殴ったり、髪を引っ張ったり、シートベルトで首を絞めたり、かなり悪質です。逮捕、有罪、罰金刑となりましたが、当然の結果です。

 

 犯罪はこれだけではありません。事件の三日後に被害者へ一万円の商品券を渡しました。寄付行為による選挙違反です。証拠の音声データを聴かせたら、その場でUSBメモリーを壊しました。器物損壊罪です。さらなる罰が必要です。

 

 暴行は酔っていて記憶にないと弁解します。商品券は謝罪ではなく、運転してくれたお礼だと言い張ります。メモリー破壊は恥ずかしくて力を入れてしまったと言い逃れます。議員は辞めません。反省を口にしますが、悪いことをしたとは思っていないのです。

 

 昔は日本中にこんな地方議員がごろごろしていました。なぜなら、地方議員は町の権力者、いわゆる顔役が座る椅子だったからです。住み良い町を作ろうとか、人のために尽くそうという考えで立候補するのではありません。虚栄心を満足させる椅子だったのです。

 

 だから、思い通りにならないと権力を振り翳して、怒鳴る、脅す、仕事を奪うなど日常茶飯事です。歯止めがかからず暴力に発展することもあったはずです。誰も逆らわないので、明るみになることもありませんでした。

 

 以前住んでいた町では、三人の町会議員と知り合いでした。一人は人格者です。町のイベントで駐車場係も買って出るほど真摯な活動をしていました。あとの二人は酷いものでした。不法投棄、飲酒運転、買収等々。法律などお構いなしです。

 

 忠告しても聞く耳を持ちません。逆恨みされるんじゃないかと怖かった覚えがあります。忠告といっても、相手のプライドを傷つけないように細心の注意を払いました。でも、意見をされること自体、気に食わなかったと思います。

 

 市町村合併を契機に三人の町会議員は引退しました。今の市会議員には無法者がいないことを祈るばかりです。長生村の東間議長は、酒を飲んで記憶がない間に暴行をしました。立派な精神障害です。議員辞職して治療に専念してください。