孫娘を名古屋駅までお出迎え、好事魔多し | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 春休みを利用して孫娘が遊びに来ました。いつもなら僕が送り迎えするのですが、小学生の身ながら一人で新幹線に乗ってくると言い出します。人一倍恥ずかしがり屋なので、おじいちゃんは心配でなりません。親に無理強いされたのか、本人の希望か。

 

 話を聞くと、本人は勇気を振り絞っての決断ということです。でも、行きが精一杯で、帰りは送って欲しいとのこと。健気な申し出におじいちゃんは二つ返事で合点承知の介。行きは名古屋駅の新幹線ホームまでお出迎えです。

 

 当日は万が一のことがあって、孫娘の新幹線に間に合わなかったら一大事。予定より1時間半も前に家を出ました。恐れていた高速道路の渋滞もなく名古屋駅へと迫ります。好事魔多し。あと一キロのところでお巡りさんに停止違反で捕まりました。

 

 一旦停止違反は運が悪いだけとも思えます。ただ、事故を起こしたり巻き添えをくったりしたら、1時間どころではすみません。反則金7000円は痛いけど、素直に認めるからとっとと手続きを済ませて欲しい思いです。

 

 ところが、慣れない新米お巡りさんだったのか、一枚書類を書くのに五分十分と手間取ります。時間にはたっぷり余裕がありますが、手際の悪さに苛立ってきます。「ここに丸を付けて、ここに日付・・」とお節介を焼きたくなります。

 

 それでも、最悪の事態ではないと気を落ち着かせながらエスカ駐車場に着きました。新幹線到着まで1時間。久しぶりの大都会に戸惑いながらも、余裕のよっちゃんで名古屋駅中央コンコースのざわめきの中へ入り込みます。

 

 車中の孫娘とは、親が持たせたスマホのLINEで連絡を取ろうと約束していました。ところが「新幹線乗ったかな」という初っ端のテキストさえ未読状態。スマホの調子が悪いのか、よもや何か良からぬ事が起きてやせぬか。

 

 ドキドキしながらホームで到着を待てば、孫娘が澄ました顔で降りてきます。開口一番「おじいちゃん変な服!」黄緑色の上着が似合わないと言いたげ。スマホが通じなかったのは、間違えて機内モードにしたせいとか。案ずるより産むが易し。