元旦から息子家族と焼き肉屋さん | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 息子は大手家電で働いているので、正月は元旦から休みなしというのが常でした。それがどういう風の吹き回しか、今年の元旦は休みだから遊びに来るというのです。もっとも、僕は年中無休の専業主夫なので、来訪はいつでも大歓迎です。

 

 息子や孫息子に何が食べたいか聞いたら、二人ともすかさず焼肉という返事です。普段は息子家族が遊びに来ると、僕の手料理でおもてなしをしています。でも、年末は大晦日まで娘のところに滞在するので準備ができません。

 

 それならば、外食にしようということになりました。予約をしようとお目当ての焼肉屋さんに連絡したら元旦は休みでした。それでも、何件か当たってようやく元旦営業の店を見つけ、事なきを得たというところです。

 

 僕らが子供の頃の元旦は町中がお休みでした。もちろん、食事はおせち料理を自宅でいただきます。調理は大晦日に全て済ませてあるので食卓に並べるだけです。母は「元旦は何もしなくていい。仕事始めは二日から」と澄ましていました。

 

 余談ですが、「元旦に怒っちゃダメ、怒ったら1年間怒りっぱなしになる。元旦に笑って過ごせば、1年間笑っていられるよ」というのが母の口癖でした。元旦に働くと年中休みなしで働かなくちゃいけなくなるという事でしょうか。

 

 自分の家族ができてからは、元旦に母のところへ挨拶に出かけるようになりました。車で街を走っていると「元旦から店を開けているところがあるね」と、美しい妻と話した覚えがあります。当時は珍しかったのです。

 

 それが、いつのまにか年中無休の店が増えました。外食チェーンやコンビニは当たり前のように元旦営業です。ショッピングモールも年中無休が多いです。おもしろいことにデパートは昔の通り、二日から初売りになっています。

 

 元旦から営業する店が増えたということは、働きっぱなしの人が多いということでしょうか。お正月気分を味わえない人が多いようです。焼肉屋さんから帰ると、孫息子たちとUNOで遊びました。泊まっていけばいろんなボードゲームもできるのに。