バスケット3X3は、管理されないから楽しい | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 バスケットボールの3X3は陽気なアメリカ人が始めました。コートは半分、ゴールは一つ。2人いれば1対1。人が増えれば2対2、3対3。反対に大勢集まってきても、5対5では多すぎるから減らしていったのかも。

 

 審判も通りすがりのおじさんだったり。トラベリングしたら、みんなで大笑い。ファールをしたらブーイング。ケンカになったらやめればいい。シュートが決まれば、ハイファイ、クラップ、ハンドシェイク。踊り出す奴もいます。ストリートボールの由縁です。

 

 浜名湖競艇3X3でも、コート脇にはターンテーブルを二つ並べて、プロのDJがキコキコ鳴らしていました。ヒップホップの軽快な曲がゲームの間中流れます。オフィシャルお手伝いのおじいちゃんも、思わず腰をふりふりノリノリです。

 

 ストリートボールには、ヒップホップとDJが欠かせないようです。パンツを下げたファッションのボール拾いのお兄ちゃんもいます。バスケット3X3も、全部ひっくるめてストリートカルチャーというわけです。

 

 アメリカ生まれのスポーツはたくさんあります。ところが、野球やアメフトなどは、シフトやフォーメーションでがんじがらめ。コーチのサイン通りに動かなくてはいけません。プレイヤーなのにゲームを楽しめないのです。

 

 ミニバスケットでも、子供が指示通り動かないと腹を立てるコーチがいます。うまくできないのはコーチの教え方が悪いのに、身の程知らずもいいとこです。それよりも、プレイヤーに任せた方が楽しいに決まっています。

 

 その点、バスケット3X3のゲーム中にはコーチが存在しません。コートの外にいる人物の指示に返事をしたり、うなづいたりすることもいけません。これは、テニスやラグビーなどのヨーロッパ生まれのスポーツに似ています。

 

 ミニバスケットでは、ゲーム中に大声で細かく指示を出すコーチがいます。ベンチでコントローラーのボタンを押しているようなものです。子供を使ってゲームを楽しんでいるのです。ミニバスケットは3X3だけにすればいいのに。我がチームのように。