ペットボトルロケット発射台を借り受ける | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 日曜の夕方、ピンポンと鳴るので出てみたら、自治会長のKさんご夫婦です。二人の手には、大きなペットボトルロケット2機と発射台がありました。リモコンレバーもついてます。聞けば、僕のブログを見て自宅にもあると思い立ったそうです。

 

 奥さんの話では、「旦那が『絶対に渡したい!』と言い張るものですから、突然押しかけてしまいました」とのことです。いえいえ、大歓迎です。発射台はリモコンレバーが難しくて手作りできません。市販品は値が張るので手が出ません。

 

 ペットボトルロケットは、今月のミニバスケットボールイベントで作る予定になっています。イベント一回あたりの予算は一人500円とふんでいます。噴射口コネクターは千円を超えます。すべて手作りは難しくて、小学生には荷が重いです。

 

 そこで、コルクと空気入れの針で代用することにしました。それでも、10メートルは飛ぶでしょう。発射台はバケツで済ませます。リモコンレバーはないので、びしょ濡れ覚悟です。持ち物リストにカッパも書き入れました。

 

 それが、突然のありがたい支援物資です。噴射口コネクターも二つ付いているので、我が家の備品と合わせて三つ。交代で使うことができます。リモコンレバー付きの発射台で飛ばせば、飛距離100メートルも夢ではありません。

 

 30年前の子育て時代を思い出します。家の前から公園に向けて飛ばすと、遥かに超えて堤防まで達しました。道路を走る車に当たるんじゃないかと、肝を冷やした覚えがあります。あの感動を、ミニバスケットの子供たちにも味わって欲しいものです。

 

 そういえば、Kさんには今回と良く似たいきさつで、チャイルドシートをいただいたこともあります。一歳の孫娘が遊びにくる際、チャイルドシートが必要だとブログにぼやきました。そしたら、「家にあります」と声をかけて下さいました。ありがたい話です。

 

 かつて「向こう三軒両隣り」という言葉がありました。ご近所さんとは、塩や醤油も借り合う深いお付き合い。お互い様という言葉がまかり通った時代の話です。今は井戸端会議ならぬ、SNS繋がりのご近所付き合い。これもまた良い町と言えるかも。

 

 チャイルドシートのお返しには、お手製の連鶴や折り紙万華鏡を差し上げました。金額に大きな差がありますが、そこはご勘弁。美しい妻が「今度は私がケーキを作ってお返しをする」と意気込んでいます。今度も釣り合いませんが、そこはご愛嬌。