遊びを超えたドッジボール | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 ドッジボールといえば、小学校の頃に楽しんだ遊びです。僕はボールを受ける方が得意でした。性格が良い?ので、ぶつけるのは苦手でした。痛そうな顔をされるとかわいそうに思えてきます。

 

 チームゲームですが、味方の勝ち負けは気になりませんでした。自分が残れるかどうかを楽しんでいました。今でこそ立派なスポーツといえますが、当時はただの遊びです。

 

 先日の車椅子バスケット愛知大会会場の隣のコートで、一宮市主催のドッジボール大会が行われていました。一眼で練習の跡がうかがえるほど、巧みな連携プレイが繰り広げられています。

 

 守るときは横一列に並んで、腰を落とし身を屈めます。頭の上をボールが通過した瞬間、一斉に身を翻して反対側からの攻撃に防御姿勢を取ります。見事なフォーメーションです。コーチの指示も飛んでいます。

 

 一列に並ぶ理由は、後ろに立つと投げる人の手やボールが見えなくなるからだそうです。なるほど。身を屈めるのは的を小さくすることと、ボールをキャッチしやすくするからだそうです。さもあらん。

 

 小学生時代、ドッジボールよりもおもしろいゲーム「ドッジテニス」をひっさげて、大阪から転校生がやって来ました。一言でいえば、ドッジボールでテニスをするようなものです。コートは人数によって広さを変えます。

 

 ルールは細かなところまで出来上がっていました。テニスというより卓球に近いものがあります。転校生のテクニックがズバ抜けていたので、みんながおもしろがって技を教わります。そこには、大人は関わりません。

 

 競技としてのドッジボールが普及すると、子供だけのドッジボールが消えてしまわないか心配です。やかましいコーチが、子供の邪魔をしないことを祈ります。あのおもしろいドッジテニスが普及することはありませんでした。