社会共産主義経済と福祉政策の関係 | 暇人の愚痴

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 平成の福祉的傾向は、自由主義社会主義などを問わず、国民の理(利)になる方向という傾向が見える。昭和のようにあらゆる制度を自由主義者、金持ちのため、ということではなく国民を公平に扱うには平等が原則となることが必要であるとなっている。

 逆に言えば、弱者のことになる福祉や公的支援は、政治や経済のため(得)にならないという原理は、大きく否定されている。しかし当の自民党政府は、従来の考えを変えていないようである。

 

 しかし事実国民に有利となることを実施しても、政治も経済も悪くならず、非自民などの考えは完全に肯定されているように見える。大企業や財界についても、損となる事象は起きていない。

 むしろ、自民党が失敗、混迷する情況では、政治も経済も良くなっている。文化や教育という分野を考えて、そのあり方が問われているという現状は、少しづつしか進んでいない。

 

 つまり福祉にとって論議が必要なのは、政治や経済では問題がなく、むしろそれが文化や教育に与える影響をどういい方に向かわすかということが問題として国民に注目されることになるだろう。

 つまり福祉的感覚が弱者優位の社会的志向を持つか、強者優位の例外的傾向を持つのか、というところもおそらく国民派、福祉の提言が良いという意見は、以前のように、自由主義の限界として考えられる必要にはなってないともいえるだろう。

 

 文化や教育、芸術などが金持ちの優位にあるのか、それとも弱者の公平をの優位にあるのか、そういうことが今まで言われていた自由主義や社会主義の問題ではなく、民主主義的共産主義的な発想が全てを一旦解決したように思える。

 ここでは従来の福祉を弱者の問題や課題とするのを、社会主義や共産主義の仕事として、考えるようにしたい。ここではそれが今までのような一国的な問題ではなく、世界国際的な問題として考えられるようになっているという問題は論議しない。

 

・ 出産前後の親子の生活保障-妊娠前後の保障こそ、実行を維持向上させるための基本である

 

・ 保育と家庭扶養の均衡保証-家庭での育児と社会的な組織の組み合わせを、地方は真剣に考える

 

・ 子供の人権教育-高齢者も大人も子供自身も、子供の人権擁護に関する意見を提言してほしい

 

・ 小学校の親への教育-小学校の社会教育と学校教育の多様化、一体化を進めたい

 

・ 中学校の自立教育-人間としての自立自主の言動を育てる重要な時期である

 

・ 高等学校や専門学校の選択の平等-国民として生きる基礎を育てる高度教育が必要

 

・ 大学校、院における生活保障-専門分野の機会、技術などの向上を支えることで、経済も良くなる

 

・ 恋愛や妊娠の可能性の確保-男女などの異性関係や、同性関係に於ける友情などの向上化を図る

 

・ 出産に関する社会教育-家庭や社会での出産に関する知識や意識の向上を図る

 

・ 事実婚の整備保証-結婚や離婚などの健全化と、それに類する社会状態の安定を図る

 

・ 婚姻における男女、親子平等の努力-正常な婚姻を行うための大人への教育が必要である

 

・ 女性就職の健全化正常化-女性の働き方や登用などについての常識の向上を考える

 

・ 国家歴史学習-人類の過去未来の文明の知恵の学習や、現在の具体化を進める

 

・ 外国情報の拡大-国内特に東京のニュースが多い中、地方や外国、世界などの情報が求められる

 

・ 政治経済文化教育福祉などの基礎学習-基礎の学習は国や国民の向上、進化に是非必要である

 

・ 福祉に関する不正の排除-金目当て、宣伝などのための福祉情報の正常化が必要である

 

・ 能力による差別の縮小-個々の人間の能力は偶然的要素が大きく、差別が必要な訳ではない

 

・ 大人としての主権行使の保障-政治や経済、福祉や文化などに責任を持つ国民の普通化を図る

 

・ 自治などに関する現場の正常化-町村や市区、都道府県などの役割分担を学習する

 

・ 子供の知識の普及-興味の多い子供の学習や知識の習得を是正する

 

・ 女性問題の普及-戦後の日本社会の色々な常識を見直す機会を作る

 

・ 男女平等の施策-先進新興社会などにおける男女平等と、中堅途上などの役割分担を拡大する

 

・ 雇用経営能力の養成-国民などの雇用労働能力を向上させ、経済の安定化を図る

 

・ 大企業の特別化の抑制-大企業優位の今の日本の体質の根本的改革が必要である

 

・ 教育格差を是正するための保障-学歴格差の多かった戦後を越え、教育格差を是正する生涯教育を拡大する

 

・ 国際格差などに関する行動の保障-色々な国などの特色に対する寛容中庸な理解を進める

 

・ 病気傷害補償-病人や障碍者などの社会参画、支援を拡大するのが急務である

 

・ 安心して死ねる社会へ-死んだ後のことで不安になる社会から、死者などに対する正常な後押しを拡大する

 

・ 介護の保障化-高度高齢国家である日本において、これからも高齢者に対する介護の充実を図りたい