失われた平成と目立った平成 | 暇人の愚痴

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 バブル崩壊を経験した人たち(特に大人たち)には、あまり変わらなかったと失望させた平成、しかし昭和戦後とは大きく違う傾向が溢れていた。令和になって昭和的な思考が目立っているが、平成を再考しないとこれからの生き方も見えない。

 特に変わったのは、男女問題、あらゆる世代の参画、昭和の一国主義から開国、経済の債権化、世界との競争から国家としての一人前を目指す普及化、恒久化、長い未来を見越しての色々な傾向が溢れたといえる。

 

・ ギャル-博愛的な子供性を大事にする(根幹にする)女子の国際的(集団)行為

 

・ バブル(崩壊)-働かないで楽な暮らしをするという経験、習慣への改革化

 

・ 大人の女の色気-男性のためでなく、遠慮しないでおしゃれする熟女などの傾向

 

・ 男の実力主義-肩書などに捕らわれない男同士の関係、年齢や学歴などを越えた価値の創造

 

・ 男の家事、育児-一時的に女性の時代となった後の、男性の失われた家での仕事を開放

 

・ 郊外への移住-大都市への移住が進む一方で、それを警戒し、近郊や田舎へ移住の始まり

 

・ 非婚化ー結婚による家族から、多くの友情による家的な集団や行動の拡大

 

・ 晩婚化-若いうちは仕事や遊びに集中する婚前の時間の拡大

 

・ 離婚化-育児や家事などの考え方の違いによる結婚のやり直しの普及

 

・ 再婚化-離婚後の人生の送り方、新しい伴侶を作ることの普通化

 

・ 少子化-家族で子供を育てるという認識の更改、育児の社会化

 

・ 脱学校論-学校以外での教育などの注目による当たり前化の隆盛

 

・ グローバルサウスー途上国の新興化と新興国の途上化などによる、新しい国際秩序の形成

 

・ インフレ論ー超インフレと30年間のデフレ状態からの脱却の試行

 

・ コミック化-漫画やアニメーションなどの世界への普及ブーム

 

・ 実写化-テレビドラマなどの原作のコミック化やアニメ化など

 

・ 非正規-正規でない労働(雇用)が進む国民皆労働の社会化

 

・ 民主党-社会党崩壊で喜んだ自民など中立化による左派の崩壊

 

・ 国民-新しい原則的な保守連立の実質的な拡大の構図

 

・ 立憲-左派の復活を目指す新しい民主主義社会への傾斜

 

・ 維新-新右派、都会保守の成立や拡大が進むインフラ整備

 

・ 安倍ブームー与野党の接近による実質的な歩み寄り、自由化

 

・ 社会主義政権-ソ連崩壊後の社会主義という不思議な妥協の形成

 

・ 自社政権-構造主義や古い社会主義の見直し

 

・ 自公政権-数合わせの連立、主義の違う与党連立

 

・ 育児福祉-保育などによる家庭での男女平等化

 

・ 教育無料化-日本の共産的改革としての教育の新しい見直し