新世紀の自由主義(王国などとの意味) | 暇人の愚痴

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世界崩壊、混乱の原因は何か

 世界では自由主義は王国制を認め、共産主義国がそれを認めないという状態にある。そういう意味で、自由主義は、これま色々な歴史を認めるという方向なのかともいえる。しかし、世界はその意図とは違い、主義主張の争いにより蒼然たる情況にある。

 

正常な国のありかた

 欧州などの植民地崩壊、解放の後、自分の国を自分で運営するという思考が一時流行った。しかし現在の世界で、自力(だけ)で国を運営するのは無理だともいえる。周りの国と仲良くできる地域主義の必要も大きくなっている。

 

色々な国の歴史を軽視する欧州など

 しかし最も国の基本を破壊しなかったとはいえ、植民地自体はその後の世界や国に大きな禍根、影響を与えている。共産主義の言う解放と自由主義の言う解放の食い違いは、世界の政治を危うくしている。

 

今どきの王国の是非

 アジアでも多くの国が王政で栄え、今も王政をひく国も多くあった。それに対し欧州や米国などが適切な対応をしたとは言い難い。また宗教(の自由)などを控え侵攻したことも、大きな混乱を招いている。

 

選挙制度は世界を救ったか

 そういう意味では欧州的な議会政治、間接民主主義が、必ずしも歴史の必然といえる証拠もない。日本のように、自分たちの歴史と世界の歴史を同位に考え、平等を旨とする世界はどうすればできるのかが問題である。

 

間接民主主義の現実の是非

 世界でも選挙などで成立した国に不満を持ち、ゲリラやテロを行う人も一向に減らないともいえる。個々の国が自信を持ち、自主的に運営できる体制こそ、主義主張の違いよりも大切だといえる。

 

平等と格差の現実

 特に現代の科学主義により壮大な地位を得た大国などが傲慢な姿勢を持つ。それらよりも中世近世のような穏やかな進化を望み、近代の反省を(自分で)許すことこそ、現世の今の必須といえる。

 

最近の経済優先の論理

 また一部の(日本を含む)自由圏が、政経の一致を基にした外交内政を行い、それが半ば成功していない現実は、経済優先、政経一致の歴史論、政治論の大きな反省を求められているともいえる。色々な(分野の)均衡を持った国の姿勢が、熱望される。

 

文化や教育、育児や介護などの自由をどう考えるか

 逆に言えば、文化や教育などの関係があって、経済も社会も隆盛する。また今のように育児や家事の課題が大きい時も少なくない。また福祉などとの関係もあって、途上経済も先進経済も振興する。

 

現在の政治家の地位

 世界で崩壊した中堅により、自由性も民主制も、社会主義も崩壊の危機にある。もはや普通の政治さえできないのは、これまで近来、外国の指導や支配を受けすぎたせいでもある。健全な外交が求められる。

 

選挙(政治)と女性

 世界においても女性の参政権、投票権は、それほど拡大しているとは言えない。女性だけでなく、子供や外国人、外にも弱者などの政治参加が進まないところも多い。日本もそうならないよう、期待している。

 

欧州の独断的地位

 現在の世界崩壊は、欧州やECやEUなどの崩壊でその最後を招いた。これからの国際的な国の政治や在り方を基本的に、科学的論理的に、組み直さなければならない。欧州に憧れた時代は、今大きな危機にある。

 

共産主義、社会主義の自由はどう存在するか

 (日本でも)非自由主義を非民主的として敵視することも多い、またその逆もある中、国というものが主義主張だけでできているという意見は、もはや力を持っていない。

 

過去と未来の関わる日本の若者の意見

 最近は、日本が戦争をした、侵略をしたということを自分の問題として考える若者も出てきた。昔、過去を振り返らなくていいという(マスコミなどの)風潮、疑問を呈する勢力も、やっと芽が出てきた。

 

自由主義(国)における労働条件

 最近の日本が(世界的に見ても)労働条件が悪いという情報、事実などが、これまで経済の復興、成長、拡大などを抑止してきた。誰を守るのか分からないような政策では、もはや国も(国民も)動かなくなってきたといえる。

 

 自由主義とは、国民が種々の多様な主義を持ち、それを実行することができ、そのうえで国家に帰属することができる状態であろう。問題は民族や歴史などが多様な進化の邪魔をしない状態を世界や他国の進出を抑えることができる状態でもある。決して自由主義や資本主義だけを他国や世界に押し付ける状態であってはいけない。