長い間、闘病生活だった叔父さんが逝去した。
仕事堅気で、いつも作業服だったおじさん。家にいくと必ず黙って『アメ』を差し出してくれてたおじさん。
子供の頃はいろんな遊びを教えてくれてた・・・とは言え、子供が出来る遊びではなかった。
川の上流に遊びに行くと、私たちが網で魚を追いかけてると
『そんなチマチマで捕まえれるかいッ!!』
と車のバッテリーをつないで水中爆破!!
プカプカ浮いてきた気絶してる魚を見て
『ほれ!すくえ!!』
(((( ;°Д°))))
水深の深いところで一人で泳いで行って捕まえてきたのは『蛇』
子供ながらに 『あの おっちゃんはヤバイなぁ・・・。』なんて思ったものです。
最近では抗がん剤治療のせいでめっきり痩せこけて顔を合わせる度の『嫌味』すらありませんでした。
けど、大人になって初めて気づいた おっちゃんのかわいいところ。
いつも、(おっちゃんらしいなぁ・・・。)と従姉と笑いあってました。
食事が取れなくて体力がなくて家の廊下で倒れてました。
帰宅した娘が慌てて抱き起こし『大丈夫か?』と聞くと
『寝てただけや。疲れたから・・・。』
どこまでも頑固なおっちゃんです。かわいくて爆笑でした。
末期と診断されて1年と4ヶ月。
最初に言われてた期間よりも頑張りました。
仕事もぎりぎりまで続けてました。尊敬です。
お疲れ様。後のことは心配せずゆっくり休んでくださいね。
ありがとう。教えてもらったこと忘れません。・・・ありがとう。