SACHI です
続きです。
まるで一筋の光が射したような気持ちでした。
前夜、仏壇に向かい心の中で
「今まで『おじさん』と呼んでいたけど、明日、名前が分かりそうです。
待っていて下さい。」
と言っていました。
当日、父と私は高揚気味に〇〇家を訪問しました。
現れた男性は、父に近い歳の方。
挨拶を済ませ、本題に。
男性
「〇〇〇さん（祖父）の弟らしいです。
戦争中に海で亡くなったと、遠縁から聞きました」
「名前は△△さんです」
「私は会ったこともなく、そちら様とも遠縁とも言えないくらい薄い縁らしいです」
おぉ！名前が分かった！
父と私は、感動しました
殆んど縁のない、目の前の男性が、
あちこちの親戚に連絡して、やっと情報を得られたのです。
「名前が分かった」
「尽力して下さった」
丁重にお礼を言って〇〇家を後にしました。
私と父は
「渡る世間に鬼はなし！」
と、興奮しながら帰宅しました。
さて…祖父の弟って！
父に詰め寄りましたよ～(^-^;
私「親の兄弟を知らないの？！」
「親の人生を知らないの？！」
呆れて怒りが出ていました(^-^;
父は話し出しました。
自分の生い立ちを。
両親（祖父母）は、物心がついた頃に離婚。
「婆ちゃん育ちや」（半泣き顔）
父親（祖父）とは、性格が合わないから余り話をしなかった。
親戚付き合いは、殆んど無かった。
母親の愛情が分からん。…と。
どうも曾祖父母も離婚したらしい。
曾祖父は△△さんを連れて家を出たらしい。
祖父は父親の愛情知らないらしい。
じゃあ、名字はどうなってんねん！
曾祖父母は同じ名字っこと？！
詳しい事は分からないまま。
はぁ(´д｀|||)
どれだけ家族連鎖してるんだ！
（私の心の声）
じゃあ！父母が
初めての揃った家族か！
過去帳に父が△△と書きました。
没年は分からないまま。
仏壇の前に家族揃って座り、
「△△さん、お帰りなさい」と
手を合わせました。
ホッとした瞬間でした
父が経本「仏説摩訶般若心経」を読み、
私達は合掌して、最後に
「般若波羅蜜多～」と声を合わせました。
一族が揃った！(*^^*)
儀式は何もしていないです。
毎日、仏壇に手を合わせていただけです。
「ROOTS / ルーツ」がきっかけで、
家族が揃ったのです。
当時、私が強く思ったことは…
「芽生えた命は平等に尊い」
「平等」
そして、霊能者に対しての偏見が無くなりました。
TV の演出だと思っていたから。
除霊とか、祟りとか。
物々しくて、恐怖心を煽るなと思っていたのです。
知人から紹介して頂いた
「霊視するおば様」は、
「墓に名前を入れろ」や
「戒名をつけて位牌を祀る」や
「未成仏とか祟りの話」等、一切ありませんでした。
「おば様」には、言葉のお礼と男性が見つかった報告をしました。
「見つかって良かったですね」と言われただけでした(*^-^*)
「見えない世界はある」と思ったのも、
この1件が影響しています。
今では、最年長が私(^-^;
誰も関心が無かったのか、母方の身内の話を知っているのが…親戚中で私だけ(^-^;
人に話を聞いていたからなぁ～！
耳年増(笑)(≧∇≦)
弟（長男）に私製の家系図を作ってもらいました。
身内が少ないから、簡単(笑)
自分のルーツはご先祖から繋がった。
いつの頃からか、
「その人の立場になってみる」を自然にしていました。
当時は、「△△さんの立場」です。
「やっと見つけてくれた！」
と安心感がありました。
真実は分かりません。
空想かも知れません。
自己満足でもいいのです。
家族だから
漏れている人はいませんか～？(笑)
番外編は、これから25年後にあったのです！(*^^*)
その話は、またいずれ
「ROOTS / ルーツ」テーマ曲の作曲が
クインシー・ジョーンズです。
お読み頂き有り難うございます☆
毎日の日常に活かして幸せになる氣（ヒーリング）
SACHI
SACHI