ここアメリカではホテルのパーキングは
大抵2種類あります。
Self Parking とValet Parking です。
self というのは
「好きなところに勝手に停めてね」ってことです。
対してValet は
客が入口まで乗り付けた車のキーを
係員が受け取り、
駐車場まで停めに行ってくれます。
通常のレストランの場合は
セルフのみという場合がほとんどですが、
中にはバレーのみというところもあるです。
駐車場の規模の問題だと思われます。
レストランの規模に対して駐車場が極端に小さい場合
パーキングアテンダント(駐車場係)を置いて、
コントロールするしかないわけです。
(何重にもギュウギュウに詰め込むか、
あるいはどこかに停めに行く)
ま、これも高級レストランに限るです。
ラーメン屋の入口で係員が待ち構えていて、
「お車のキーをお預かりいたします」
な~~んてことはないですからね。
バレーパーキングのいい点は
入口まで車で乗り付けられること。
逆に悪い点はお金がかかる
ってことです。
バレー代+チップがかかるです。
便利さをお金が買うってことで、
理にかなっておるとは思いますが。
前置きが長くなりました。
ご存知オルオルは
週2回ホテルのレストランでキャッシャーをしてます。
キャッシャーの仕事の一つに
「電話対応」があるです。
このことはまた別の機会に詳しく書くですが、
今日のテーマは
恐怖のバレーパーキング
ってか、前置き長すぎ (汗)
この職場 (Bね)では
駐車場がバレーのみです。
つまりここのホテルにはセルフパーキングがありましぇん。
チェックインの客も、レストランの客も、
皆一様にホテル入口に車を乗りつけるです。
ってことで、
「駐車場ありますか?」という電話には
「バレーのみとなっております」
と答えなくちゃいけないわけです。
え?何でそれが恐怖なのか??
決まっておるじゃないですか。
(どうやら)発音が悪すぎる(らしく)
全く通じないことが多いです。
↑自分では普通だと思っておる
もうお気づきと思いますが、
Valet は バレーです。
え? 知ってた?
私はずっと長年バレットだと思っていたよ。
じゃあバレーって言えばいいだけなのでは?
とお思いのあなた。
いや、バレーって言っておるんですよ?
んがっ、
5回のうち4回は通じましぇん。
バレーボールのバレーと
ダンスのバレーと
パーキングのバレー
日本語にするとどれも一緒ですが、
発音全て違いますから~~~ 残念。
パーキングのバレーは
ㇾにアクセントを置くです。
バレエ
って感じです。
さらにㇾの音が恐怖のLだしね。。。。
あああ。
バレーパーキングのない店に
就職すればよかったよ。