オルオル(8歳当時)に書いた童話の続きです。
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動物村の動物たち・続き
話はかわって、ミツバチがみんなにハチミツをくばってあげたことがありました。
みんなは虫歯になって、歯医者がこんざつしました。
「いたいよう。いたっ。あーあーワイワイガヤガヤ。ドッシンバッタンいたいーー キャーいたい。」
すごいさわぎです。大王も虫歯できゅうでんにとじこもって歯医者のくるのをまっていました。
こんなさわぎをおこしたミツバチは
「どうしてみんなは虫歯になったんだろう?
ぼくは、虫歯になったことがないのになあ?」
と考えていました。ミツバチのおかあさんが
「バカだね、おまえは。みんなはおまえとちがって、ハチミツなんかたべたら虫歯になっちゃうんだよ。大王様のところへおわびにいくのよ。まったく人さわがせなんだから。」としかりました。
ミツバチは大王のところにいって、
「ハチミツは、おいしかったですか? ぼくは虫歯にならないのにおかしいですね。もっとミツをたべたいですか? 何しろ一番じょうとうのですからね。オッホン。エッヘン。ヒヒヒフフフハハハへへへホホホ、ホホ!」といいました。大王はかんかん
「うるさい!お前のところのミツほどまずいものはない。帰れ!」
ミツバチはあわてて帰りました。
大王は、うさぎをよんで
「このところ、ろくなことがない! きぶんをよくするためにパーティーをひらこう。」といいました。パーティーには、魚をぬかして、全部出せきしました。
ダンスもやりました。
ゾウはぐうぐうねてしまいました。
キツネは、はな歌をうたいはじめました。
もうゆかいでハイエナは、手品をしました。
大王が
「これからは、きそくをまもってきちんをやってくれるか?」
というとみんなは
「はい、大王様。」
といいました。これからは、みんな、なかよくして大王も、いつもきげんがよかったということです。
終わり
はあああああ。この微妙な童話、やっと完結です。
それにしてもこのミツバチって子供ですよね?
お母さんに叱られるくらいですからね。
んがっ、大王様との会話はまるでずる賢い中年男。
ってか、あんたお詫びに行ったんじゃなかったの?って感じです。
でもまあ好意であげたハチミツで文句つけられるのもかわいそうだけどね。
後は自己責任だよね?
そして、エンディング。
まるでB級映画のように、
突然とってつけたようなハッピーエンド。ヽ((◎д◎ ))ゝ
殺人未遂をおかすキツツキがいたり、
すずめがおぼれたのに誰も助けなかったり、
さらにはたかがハチミツで虫歯になり、
パニックに陥る動物たち。
こんな微妙な動物村なのに、
パーティー開いただけですべて解決。
(パーティーに呼ばれなかった魚たちが
革命を起こすってことはないのか?
しゃちとか強そうだけどね。)
と、色々疑問はうずまきます。
ま、色々な意味で面白かったと言えなくもないこの童話。
お楽しみいただけましたでしょうか。