先日、チップの法則について書きました。
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今日はチップの法則・その2です。
皆さんもうご存知のとおり、アメリカのレストランは大抵テーブル制です。
つまり、私があるテーブルを担当したら、
そのテーブルの客が店に入ってきてから帰るまで、
ずっと私が担当です。
で、これまた前にも説明しましたが、
順番にテーブル担当していきます。
その日担当したテーブル数が、同じだったとしても
もちろんチップの額には違いがでます。
例えばオルオル本日の担当テーブル数・10 だったとして、 チップが50ドルだったとします。
キャシー(仮名)も10担当したとしても、チップは100ドルもらったかもしれません。
そりゃ、キャシーの方がサービスがいいからじゃないの?
とか
はたまた、
キャシーの方が若くて可愛いからじゃない?
とか
キャシーがやり手で、高いものをどんどん客に薦めるからじゃない?
などのご意見もありましょうが、
そうとばかりは限りましぇん。
(ま、上記のようなこともあるかもしれましぇんが)
客の人数に左右されることの方が大きいです。
オルオルが担当したのが、全て2人連れ。
キャシーが担当したのが、3人連れに4人連れ、さらに6人連れ・・などと
大人数が続いた場合、
キャシーの仕事量も増えますが、チップの額もどど~~~んと増えるわけです。
これって本と不思議なんですが、
何故か私の順番のときに限り、一人または二人連れが続く・・・なんて日もあったりします。
(逆の日もありますが)
で、5人連れのお客さんについたときは
しめしめ!! 稼げるぞ~~~ ( ̄▽+ ̄*)
などと嬉しくなったりするのは当然なんですが、
ここで要注意。
誰が支払いをするか。
これが重要です。
チェックを持って行った後、よく観察するとわかります。
まず、誰か一人がチェックをつかんだ場合。
「いいから、いいから。今日はここは俺のおごりね。」
などと、チェックを他の人たちに見せず、
一人が全額払う場合。
チップは全く期待できないことが多いです。。(´д`lll)
総額120ドル、 チップ10ドル なんてことになりかねましぇん。
まぢで~~~?????
何で~~~~????
というわけで、理由を分析してみました。
奢る人間は、
「お前らの食ったもんは俺が奢ってやる。
でもお前らが受けたサービスの分まで、俺が出すことはないよな。」
的な発想になるのではないかと思われます。
かと言って
「食事代は奢るから、チップは皆で出して。」とまで言うほどのこともないので、
チップが極端に少なくなるのでは?
逆に、皆で割り勘にしている場合。
これだと一人一人がチップを足した金額を置くので、
きちんとチップをくれる場合がほとんどです。
と言うわけで、チップの法則・2は
人の分まで奢る奴はチップに関しては信じれないくらいケチる
知り合いにはいい格好をするけど、レストランにはいい格好しないんだね・・・残念ながら。