tipの法則・2 | バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

ホノルル空港(ダニエルK イノウエ空港)でバーテンダーをしています。

最近の趣味はピアノです。
まだまだ人に聞かせられるレベルではありませんが
暇さえあれば練習してます

ハワイ生活の面白話、失敗談など、
くすっと笑えるブログを目指しています

先日、チップの法則について書きました。


   過去記事こちら  



今日はチップの法則・その2です。




皆さんもうご存知のとおり、アメリカのレストランは大抵テーブル制です。



つまり、私があるテーブルを担当したら、


そのテーブルの客が店に入ってきてから帰るまで、


ずっと私が担当です。



で、これまた前にも説明しましたが、


順番にテーブル担当していきます。



その日担当したテーブル数が、同じだったとしても


もちろんチップの額には違いがでます。



例えばオルオル本日の担当テーブル数・10 だったとして、 チップが50ドルだったとします。


キャシー(仮名)も10担当したとしても、チップは100ドルもらったかもしれません。




そりゃ、キャシーの方がサービスがいいからじゃないの? 


とか


はたまた、


キャシーの方が若くて可愛いからじゃない?


とか


キャシーがやり手で、高いものをどんどん客に薦めるからじゃない?



などのご意見もありましょうが、



そうとばかりは限りましぇん。


(ま、上記のようなこともあるかもしれましぇんが)



客の人数に左右されることの方が大きいです。



オルオルが担当したのが、全て2人連れ。


キャシーが担当したのが、3人連れに4人連れ、さらに6人連れ・・などと


大人数が続いた場合、


キャシーの仕事量も増えますが、チップの額もどど~~~んと増えるわけです。



これって本と不思議なんですが、


何故か私の順番のときに限り、一人または二人連れが続く・・・なんて日もあったりします。


(逆の日もありますが)



で、5人連れのお客さんについたときは


しめしめ!! 稼げるぞ~~~ ( ̄▽+ ̄*)


などと嬉しくなったりするのは当然なんですが、



ここで要注意。



誰が支払いをするか。


これが重要です。



チェックを持って行った後、よく観察するとわかります。



まず、誰か一人がチェックをつかんだ場合。


「いいから、いいから。今日はここは俺のおごりね。」


などと、チェックを他の人たちに見せず、


一人が全額払う場合。


チップは全く期待できないことが多いです。。(´д`lll)



総額120ドル、 チップ10ドル なんてことになりかねましぇん。



まぢで~~~?????


何で~~~~????



というわけで、理由を分析してみました。



奢る人間は、


「お前らの食ったもんは俺が奢ってやる。


でもお前らが受けたサービスの分まで、俺が出すことはないよな。」


的な発想になるのではないかと思われます。



かと言って


「食事代は奢るから、チップは皆で出して。」とまで言うほどのこともないので、


チップが極端に少なくなるのでは?




逆に、皆で割り勘にしている場合。


これだと一人一人がチップを足した金額を置くので、


きちんとチップをくれる場合がほとんどです。



と言うわけで、チップの法則・2は


人の分まで奢る奴はチップに関しては信じれないくらいケチる



知り合いにはいい格好をするけど、レストランにはいい格好しないんだね・・・残念ながら。