サーバーは楽じゃない?・3 | バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

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ホノルル空港(ダニエルK イノウエ空港)でバーテンダーをしています。

最近の趣味はピアノです。
まだまだ人に聞かせられるレベルではありませんが
暇さえあれば練習してます

ハワイ生活の面白話、失敗談など、
くすっと笑えるブログを目指しています

さてさて、前回続きです。


初めての方はこちらからどーじょ ↓

  

     サーバーは楽じゃない?・1

     サーバーは楽じゃない?・2



とまあこのように、 ここアメリカではサーバーの仕事が日本ほど簡単じゃない


ってことなんですが、



ここでちょっと、お客さんの立場に立って考えてみることにしましょう。



自分がレストランに行ったとき、


一体どんなサービスを心地よいと思うか。



やはしこれは、必要なときに必要なものがとっとと出てくる


これに限るんじゃないかと思われます。



ここアメリカでは受け持ちのウェートレスが決まっています。


例えばあなたのテーブルのサーバーが、キャシーだったとしましょう。



となると最後まであなたの受け持ちはキャシーです。



これ、非常に面倒で不便だ と感じられたことはありませんか?



私はよくあります。( ̄_ ̄ i)



食べ物追加で頼みたい


タバスコ持ってきて


飲み物のお代わりちょうだい


伝票持ってきて


など、


用事があるたびに、キャシーを探さねばならんわけです。



うっかりして、キャシーの顔を忘れることもあります。


「あれ? あの人だったかな?  いや違う、あっちにいるパツキンだ。


んんん、待てよ。あっちのポニーテールだったか??」


と頭が混乱し、


誰を呼び止めたらいいのか、さっぱりわからなくなることも・・・(@Д@;



特に帰るときにイラつくことが多いです。


というのは、日本だったらレジが出入り口のところにあり、


そこでお金を払えばいいので、


とっとと帰ることができます。



がっ、ここアメリカでは


自分の担当のウェートレスを探し出し、


「チェックして」と頼み、


さらに伝票が来ても、


今度は支払いでまた呼ばねばなりましぇん。


(現金で払う場合は、伝票と一緒にお金を置いて店を出られますが。。。)



混んでいる店だと 延々とほっとかれ、


帰りたいのに全く帰れないという、非常にいらいらする事態に陥ります。




では、空いている店はどうでしょうか。



これもこれで鬱陶しかったりします。( ̄_ ̄ i)



昔ロサンゼルスで、中華レストランに行ったときのことなんですが、


大きな店だったのに、客が私たちだけしかいなかったんです。



客の数よりウェーターの数の方が多いという、鬱陶しい状態でした。


なにしろ、全員でじぃ~~~~と私たちに注目しておるのです。( ̄_ ̄ i)



コーラは二口飲むたびに、「リフィルお持ちします」と、グラスを奪われるので、


ずっと満タン状態。



2分おきに誰かがやってきて、 お茶を持ってきたり、


料理の感想を聞かれたり。



挙句の果てには風船でプードルまで作ってくれました。


(大人だけだったのに)



まさに 熱烈大歓迎 状態です。



非常に疲れました。



こう考えると よいサーバーというのは、


客が何かを必要としているときだけ、


待たせずにさっと必要なものだけを持って行く


これに限ります。



がこれがやってみると結構難しいことがわかります。



客が一組二組しかいないときは、


他にやることがないので、じぃ~~~~と注視してしまいがちです。



がっ、忙しくなってくると、もちろんがん見していられないので


ついついほっときがちに・・・( ̄_ ̄ i)



このバランスは自分では調節できませんから(店の混み具合に左右される)


なかなか難しいものがあります。



まだまだ続く