金銭もからまない、
上下関係も発生しない
善意の集まりである
このような要素で成り立つボランティアですから、
ストレスとは無縁なのではないか・・・
と思って、
癒しと実益の一石二鳥を求め
再びボランティアに行き始めたオルオルです。
がっ、
平和かと思われたボランティアにも
色々なドラマが渦巻いている
ということが分かってきました。∑(゚Д゚)
初めての方はこちらからお読みくだしゃい。 ↓
先日(復帰してから)2回目のボランティアに行ってきました。
実は朝起きたとき、微妙に憂鬱でした。
何でって、あの小姑のようなマーカスですよ。
あいつのお陰でまったく癒されてません。
がっ、
いい年して、「○○さんが嫌なので、行きません」なんてのは
あまりにも情けないです。
で、半分嫌々家を出ました。
以前キッチンで働いていたときは、9時ごろ行ってたのですが、
何しろ今回は仕事の量も少ないし、訪れる人の数もぐっと少ない。
ってことで、早く行っても全く時間を持て余してしまうので、
10時ごろ着くように家を出ました。
がっ、
この日は小姑マーカスが妙に愛想がいい。
「新しいボランティアには初日に一発かましておかないと
なめられるからな。」
とでも思っていたのでしょうか。
ま、気持ちはわからかくもない。
ここはアメリカだからね。
お金もらってたって、
遅刻したり、無断欠勤したり、とんでもない格好でやってきたり、
あり得ないようなことをしでかす奴が多いです。
ましてボランティアなんて言った日には
全くやる気ないくせに、もらうものだけはきっちりもらう気満々の輩が
来ても不思議はありましぇん。
フリーグロッサリーにも文句付けそうなアメリカ人
そんな国に長年いたら、
イラチになるのもうなずけるというものです。
がっ、
一応私は典型的な日本人なので、フリーグロッサリーも、
「君、もらった?」と聞かれるまで、自分からは受け取りにも行きましぇんでした。
そこが気に入られたのかどうかはわかりましぇんが、
「ボランティアだからって遠慮することはないんだよ。
真っ先に自分の分のグロッサリーは確保したほうがいいよ。
朝来たら、好きなだけ取って、冷蔵庫に入れておきなね。」
と言ってもらえました、小姑・マーカスから。
何か今日は調子いいぞ~~~。
と若干和み気分になってきたところへ、 ヘレンがやってきました。
ヘレンってどなた? の方、過去記事お読みくだしゃい。
何しろこの方気が強いです。
前回はたまたまお休みしていた様子。
で、いきなりヘレンが
「このマーカスはね、全く困ったちゃんなのよ~~~。
甘やかされて育ったお坊ちゃまなもんだから、
もう自分勝手でさ~~~。
この前も3ヶ月も休んだのよ~~~」
とからかうように言うと、
前回あんなにえらそうだったこの男、
「だってしょうがないじゃん。
誰だって休暇は必要だろ。」 ともごもご。
「休暇??? あんた休暇取り過ぎ!!
あんた、甘やかされすぎ!!!」
だってさ~~ ともごもごしているマーカス。
わははは。 言われておる。 いい気味じゃ。
そんなこんなしているうち、 誰かが何かの紙を配り始めた。
「お~~い。 オルオルにもあげて!」とトニーが声をかける。
とすかさず マーカスが
「駄目駄目。 オルオルにはあげないで。 まだ駄目だよ。
来たばっかりなんだから。」
「何言ってんだよ! 彼女は去年も来てたんだからいいんだよ。」
「駄目だったら、駄目だよ。
いつまで続くかもわかんないし、今回は駄目」
と必死で抵抗するマーカス。
一体何のことですか???
ときょとんとしているオルオルにトニーがくれたものは
ボランティアに感謝するパーティの招待状でした
場所は中華のレストラン。
そこでビュッフェのランチパーティがあるらしい。
いや、別にマーカスと言い争いしてまで、無理やり行きたくはないけどね。
でも面白そうだから行ってやろうかな・・・と密かにたくらんでます。
さらに、例のおばちゃんがやってきて、
「あああ 私のスィートハート!! 今日も会えて嬉しいわ~~~
さあ、ハグをさせてちょうだい」
と例の台詞が始まりました。
とここまでは前回と同じ展開ですが、
その後でこのおばちゃん、何を言い出すかと思えば、
「ヘレンには気をつけるのよ。」
え? へレンが何か?
「あいつほど性悪女はいないわよ。
あのビッチはね、私を追い出そうとしているのよ。ヽ(`Д´)ノ」
そ、そんなことをいきなり言われても反応に困りますが・・・( ̄_ ̄ i)
前回しみだらけで臭いシーツもらったときも反応に困りましたが・・・
「私、あのビッチ、大嫌いなのよ!!!!」
あ~ そうですか と笑ってごまかす私。
あれ? そう言えばさっきから小姑の姿が見えないぞ?
朝見かけたきり、全く姿が見えないマーカス。
「マーカスは?」とお昼ごろに誰かに聞くと
ああ、あいつなら帰ったよ。
帰った~~~????( ゚ ▽ ゚ ;)
全く仕事もせず、フリーグロッサリーだけ受け取り、
とっとと帰ったマーカス。
アメリカ人理解の範囲を超えてます。
宇宙人のようなこいつらと今後も楽しくボランティアを続けていけるのだろうか
と若干不安がよぎった、ボランティア二日目でした。