朝日新聞の夕刊、「惜別」に東大名誉教授の西川正雄先生の記事が載っていた。
ドイツ現代史を大学と院で学んでいた三十数年前、西川先生はドイツ史を学ぶ院の仲間の間であこがれ的存在だった。まだ、社会主義やソ連が十分な重みを保っていた時期だ。第一次世界大戦前後のドイツ社会主義運動をテーマにしていた自分にとって、先生の論文や著作は最も基本となるものであった。
記事には法政大学の伊集院立先生のお話も載っていた。先生に教わった1年間が懐かしく思われる。また、昨年の暮れには、同じくお世話になった伊藤定良先生が青山学院大学の学長になられたという記事も拝見した。
若いときに、もっとしっかり学んでおかなかったことが悔やまれる。が、まだ遅すぎはしない。十年後の自分を考えたら、まだ十分に時間はあるのだから。
ドイツ現代史を大学と院で学んでいた三十数年前、西川先生はドイツ史を学ぶ院の仲間の間であこがれ的存在だった。まだ、社会主義やソ連が十分な重みを保っていた時期だ。第一次世界大戦前後のドイツ社会主義運動をテーマにしていた自分にとって、先生の論文や著作は最も基本となるものであった。
記事には法政大学の伊集院立先生のお話も載っていた。先生に教わった1年間が懐かしく思われる。また、昨年の暮れには、同じくお世話になった伊藤定良先生が青山学院大学の学長になられたという記事も拝見した。
若いときに、もっとしっかり学んでおかなかったことが悔やまれる。が、まだ遅すぎはしない。十年後の自分を考えたら、まだ十分に時間はあるのだから。