つづきです。

「日本の中等教育、高等教育は、大きくまとめて、知識と技能の獲得を別々に考えて進んできたと言える。 -中略- 講義型授業ばかりでは学生の学ぶ意欲や考える力、学問や社会への興味・関心が育たないから」、これまでの知識習得型の教育を補完するアクティブラーニング型の授業が「総合的な学習」として導入された。

 氏の言うように、これらの総合学習では「知識・思考・意欲・興味関心はすべて連動していて、ー 中略 ー むしろ、知識を獲得する過程で思考・意欲・興味関心を育てるとなるのが理想だ」と思う。

 ところで、観点別評価とは何なんだろう。このような総合学習においては、その成果としての関心・意欲・態度があるとしても(最初からあるのならそもそも授業の結果として評価するにあたらないだろう)、普通科目においてどのように真に有効な、主観によらない関心・意欲・態度の評価があるのだろう。

 今、定期試験の個々の問題について、4観点を明示する事が求められているが、そもそもその観点の設定についてなんの検証もしないまま、生徒に示していいのだろうか。

 溝上准教授によれば、大学教育もオーバーヒート気味らしいが、高校でも同じよう。