山の家には緊急時に自治体の放送が流れるようになっていて、
この台風では日に何度も放送が流れました。
避難勧告や避難所の案内をした後で、
すでに外出が危険な場合は自宅待機し、
家の中のより安全な場所を選ぶことなどが伝えられ、
最後に流れてきた言葉が印象的だった。
「ただちに自分や家族のいのちを守るための判断や行動をしてください。」
生まれてはじめてそんな放送を耳にした気がします。
山に暮らしているからと思いがちだけれどそんなことはなく
町にいれば町の危険があることを思えば
それは全ての人に言えることなんだと思ったり、
311の後の日々を思い出したりしていました。
そして、それは特別なときだけでなく、
毎日その積み重ねなんだろうなぁと思ったり。
毎日その積み重ねなんだろうなぁと思ったり。
そんなこんなの山での初台風も無事過ぎてゆきました。
避難することもなく、困ったこともなく、本当によかった。
集落の方々には気にかけていただいて
いつものことながらその優しさがありがたかったです。
なかなか恩返しできることが見つからないのだけれど・・・。