自然に育てられたお野菜はそのものがおいしい。
特に冬野菜は驚くくらい甘い。
だからいつも以上にシンプルな調理がしたくなる。
塩だけで蒸す、ゆでる調理も素材の味を楽しめるけれど
寒い日は少し時間をかけて(=陽性に)甘味を楽しみたくて
じっくり蒸し焼きにした温野菜が食べたくなる。
レシピも何もないんですけれど・・・
種類ごとではなく重ねてしまう方法だけご紹介(笑)
作り方(とも言えませんが・・・)
①まずは少し厚めに野菜を切りわけ、
ぱらぱらっと軽く塩をふる。
塩をふると甘味が引き出されます。
小さなお子様には不要ですが。
②フライパンに薄く油を伸ばして
種類ごとに野菜を並べるて蓋をして弱火でじっくり加熱。
それだけなんですが・・・
重ね煮として陰→陽に積み上げていく方法もひとつ。
調和させたいときには本当においしくなる。
逆に、個々の個性というか食感を楽しみたい日は
加熱に時間がかかるものを下の段に
早く火が通るものや食感を残したいものをその上に
種類ごとに重ねていくのもおすすめです。
この日はまずフライパンを三区分して
蓮根、玉ねぎ、厚揚げを一番下に並べて、
その上に人参、カリフラワー、青菜を広げてのせました。
(つまり2層。青菜は一瞬だから途中からいれてもOK)
下の段のお野菜は倒れるくらいにコクと甘味が出て
上の段のお野菜は適度な食感があり、
まるで違う調理法を用いたようになります。
この日は温野菜として自家製ポン酢でいただきましたけれど
たとえば蓮根と玉ねぎはそのままポタージュにして
その他のお野菜は和えものになど
いろいろ作り分けることもできますよ。
知っていると忙しい時に便利です。
何しろコンロもお鍋もひとつでできちゃう。