いま滞在している建物は一ヶ月単位でかしていただけるお部屋。たまたまご縁を結んでくださった方がいておかりできた。
山の中には基本的には一軒家しかない。ここはもともと社員寮としてたてられた建物らしく気軽にお借りできる貴重な物件だと住んでみて気づいた。本当は山の中の一軒家に住みたいけど大抵は修繕や掃除がかなり必要だから、移住する家としてならよいけどちょっとした滞在や仮住まいには適さない。
いつもながらご縁に生かされていることにただただ感謝。
そんなこの建物には11部屋ある。
私が入ったあと入居された方が二組、まもなく入居される方が一組。私にご縁をくださった方が一組。我が家をいれてこの五部屋全部が関東から来た人。原発事故を受けて移住を決め、家を探す為の仮住まいとしてこられた妊婦さんやお子様とママたち。
すでに家をみつけて移住をすませたご家族にもあちこちで出会う。そのたびに横浜にいた時よりもある意味原発事故の重みを感じたりもする。
移住して来たあるママさんが言ってました。事故後体調がおかしかったお子様が移住してきたら元気になったと。四国が絶対安心とは言わないけど、やはり距離があるぶんリスクは減るきがします。移住が無理でも生徒さんたちが夏休み疎開などできる場所、好きなときに保養や養生できる場所、はやくみつかりますように。