朝、岩手に住む友人から「「線量がぐんとあがったけれど何かあったか知ってる?」とメールが来た。
念のため測ってみると、我が家は昨日より低い。
まぁ、低線量はあまり安定せず細かくはだせない機種だから微妙だけれど、柏や三郷に行ったときにはぐんと跳ね上がったから少なくともそういう高さになっていないことだけはわかるけれど。
何かあったのかな?風向き?
報道やネット上では特にみつからないけれど。
そんな心配を神奈川や岩手でしている今、南相馬で子供たちのマラソン大会が行われているらしいです。
いろんな想い、いろんな考え方があるから簡単に意見してはいけないのだろうけれど、放射線管理区域のような線量がいまもある土地で、しかもプルトニウムやストロンチウムも見つかったという言われる中で、一番被爆の影響を受ける子供たちを走らせる意味はなんなのだろうと思ってしまう・・・。
100歩譲って・・・リスクがゼロと断定できないのであれば大事をとるべきでは?と個人的には思う。
リスクがあるかどうかわからないことがいけないのではなくて、そのことに謙虚になれないことが問題なのかもしれない。わからないのだから念には念をではないのかしら?わかった時には遅いのだから。取り越し苦労ならいつか笑ってすませられるけれど・・・。
抗議の電話をした人もいたらしい。
子供を守るべき立場の教育委員会がなぜ後援しているのかと。
そしたら「強制はしていない」と言われたらしい。
参加したことによる後遺症が出ても実行委員は責任をとりませんというような内容の誓約書にサインをさせられるのだとか・・・スポーツ大会の決まり事なのかもしれないけど、なんだか被爆のことまで含む気さえしてきてしまう・・・。
外国に暮らす友人が帰国していて遊びに来てくれたので聞いてみた。
「外国では日本のこと、原発のこと、今はどんなふうに話されているの?」と。
「震災直後いろいろな国が様々な援助を申し出た時にほとんど断った時点で見放されたよ。
わたしに、日本にかえらず難民としてここに残れとも言われた。
政府が情報を国民に流さず(一方で海外のメディアには高値で売られていたりしている)にいるのも知ってるから日本は全く民主主義の国ではないと思われている。」と。
なんとなく知っていたことだけれど、あらためて聞くとショックだった。
でも本当にそう思われても仕方ない国の現状だと思えてしまうからまた悲しい。
本来の日本や日本人の美しさがもう一度よみがえりますように・・・
できるところから、積み重ねていこう。
愛あふれる世界へつながるように。