昨年の春からよこはま自然育児の会 の会報「おにぎり通信」にエッセイを書かせていただいています。
マクロビオティックをされている方も多い育児の会で、
わたしに何がお伝えできるかしらと思いながらも、
私らしく気取らずありのまま書かせていただいているつたない文章・・・
皆さまどんなふうに受け取ってくださっているかしらと毎回どきどきしています。
そんなわたしに神様がご褒美をくれたのでしょうか、
ある日一通のメールをいただきました。
保育のお仕事をされている会員のママさんからでした。
そこには、おにぎり通信5.6月号のエッセイの中のネイテイブアメリカンのお話がとても心に響き、
お仲間に伝えたいと思いましたという内容が書かれていました。
なかなか直接ご感想をいただける機会もない私には、
本当にうれしいメールでした。
「ネイティブアメリカンの人たちは、7代先の子供たちのことを考えていろいろなことを決める。」
という部分を伝えたいということでしたので、
それはわたしではなく、ネイティブの人たちが教えてくれた叡智ですから、
いろいろな方にシェアしていただけたら嬉しいと思い、
そのようにお返事を書かせていただきました。
そして何通かのメールのやりとりをさせていただき、
あたたかなものをいただく時間となりました。
その方がくださったメールの中にこんな言葉がありました。
(ご本人にはご了承いただきました)
「ありがとうございました。
お心のこもったお返事を頂けて、
とてもうれしかったです。
こんなふうに思っていいのかわかりませんが、
一人じゃないよって言ってもらえているようで、
心がほっとあたたかくなりました。
ときどき涙もこぼれてしまうけれど、
大人として、真剣に悩み、行動し、
次の人へバトンタッチしていきたいです。」
はじめて直面する危機的状況に私を含め多くの人が
不安やストレスを知らず知らずのうちに抱えています。
日々いのちにむきあい、模索しています。
それでもこうして同じ想いを重ねながら、
それぞれの場所でがんばっていることを知れるだけで
大きな勇気と希望になります。
人が本来の道をとりもどすための出来事なんだと信じ、
大切なものを思いだすための時間なんだと信じ、
わたしも歩んでいきたいと思いました。
こうして人と人とが血縁はもちろん、時間や空間も超えてつながる時代なのでしょう。
私はたくさんのご縁の中でこうして暮らしています。
皆さまいつもありがとうございます。