マクロビオティックでよく耳にするベイクドフワラー。
オーブンで焼きしめた粉物をさします。
パン、クッキーが代表ですね。
おいしいですよね♪
ところが、昔わたしが抱えていた生理のトラブルの大きな原因がベイクドフラワーでした。
マクロビオティックで治すことを目的として取り組んでいた時期は、
原因だったベイクドフラワーを徹底的に控えた時期があります。
半年以上かな。
たいがい不調の原因は自分の好きなものをとりすぎてできた偏りなので、
この控えるということがまずひとつの壁になるのですよね~(汗)
私はと~ってもゆるゆるの人間なので普段だったらわかっているけどやめられない・・・で三日坊主ですが、
さすがにこのころは切羽詰まっていたので、一度だけ必死でやった時期でした。
パン・クッキーのお菓子類はもちろん、
せんべい・お麩・パン粉まで控えていました。
日常的に撮り続けた好きなものなのでやはり最初だけは「意志」が必要ですが
その時期を超えると次第に感覚というか、からだが変化していくのがわかります。
たとえば、大好きだったパンやさんの香り。
食べなくなってから1カ月もすると気持ち悪くてパン屋さんの前を歩けなくなりました。
あれは自分でも驚いた出来事。
本当に不思議でした。
そこまでくればしめたもの。
あんなにほしくてほしくてたまらなかった好物への欲求がまったくなくなるのです。
らくちんです♪我慢をしなくなるからね。
そして半年以上やめてからはじめていただいたパンのおいしくなかったこと。
好きでよくいただいていた天然酵母のおいしいパン屋さんのパンだったのに。
マクロビオティックをはじめると、こんなおもしろい体験の連続です。
結局その時期に徹底して食事を自分のバランスにあわせて、
負担になるほど取り過ぎていたものを控え、
たまっていたものを溶かしたり、排泄させたりして、
ぐんとからだが変わる体験をいただいたからこそ、
今の私がいるのですけれど。
からだもずいぶん変わり、自分で納得したところでベイクドフラワー断ちをときました。
その後は自然とからだが自分のキャパを教えてくれるようになったので、
嗜好品として楽しみ、取りすぎたなと思ったらお休みするようなおつきあいが続いています。
が・・・
ちょっと最近、私の体に対しては日常的になりすぎているのを感じていたので、
久しぶりにベイクドフラワー断ちをしていました。
とりあえず1カ月と目標を決め、意志が弱いのであえて周囲の人に宣言をしてスタート。(笑)
1週間だけでもやめるとからだの通りがよいこと。
お通じはますます快適になるし、(便秘の大きな原因になることもあるよ~)
お肌はみずみずしくなるし、(肌の水分を奪うよ~)
荒れがちな口ぶるもつるつるになるし、(唇は腸の状態です~)
こころもからだも軽いのが自分でわかります。
で、1カ月ちょっとして今日初めて草加せんべいを食べてみたときのこと・・・
一口食べるごとに身体に熱が生まれるのがわかります。熱がこもるというか。
瞬く間に腸がしまり、停滞していくのがわかります。
そして、一番好きなメーカーの草加せんべいだったのに「おいしい」と感じず・・・。
やっぱりからだっておもしろい!食べ物っておもしろい!
ちなみに・・・
畑山農場さんの元気なきゅうりやキャベツを生でいただいて、
紅茶をいただいて、しまった腸は楽になりました。
日常的にこれを繰り返すと陰陽両極のやっかいな状態になりますが、
スポットでするとセルフケアになるのが陰陽のおもしろいところですね♪
ベイクドフラワーがちょっとよくないものに聞こえてしまったらごめんなさいね。
そんなことはないんです。
悪いものはないと思っています・・・添加物や合成のもの以外は。
ただ、ベイクドフラワーのように個性(エネルギー)が強いものは負担をかけやすいので
ご自身のからだと相談しながら楽しくいただくことが大切かなと思います。
一番のセルフケアはとりすぎたものはしばらくお休みすること。
うん、シンプル♪