街歩き大家のク~です。

 

先日、素敵なリノベ戸建てを見学させて頂きました。

カティさんのトウフハウスです。

ブログでもリノベのコダワリを書かれているので…

完成するのが、とても楽しみでした。

 

カティさんの物件は、

いつも白い素材のコントラストが美しい♪

そして、デザインが素敵なのはもちろんなのですが、

入居者さんが、快適に過ごせるよう配慮しています。

 

今回、「和」のテイストも加わり、更に素敵に…

では、トウフハウスの魅力を、2回に分けてお伝えします♪

 

 

1. 古さが活きる「和」のテイスト

 

1階の和室…

こちら、和室の窓枠に、入居者さんが障子を付けられるようにと、枠を新設したそうです。

雨戸を閉めて、網戸をずらし、窓サッシとで、モンドリアン調の壁面を作っていますね(?)

 

手前に置かれた、違い棚や熊の置物など装飾品は、残置物を利用しているそうです。

最近、築古戸建てを購入した美人大家さんが、

「残置物に、こんな利用方法があったなんて…」と残念がっていました。

 

この古時計やカバンなども…時間が止まったような懐かしさを感じます。

 

そして、左に見える滑り出しの窓…他の物件からの移築です。

 

反対側は…

キッチンにつながっています。

キッチンと和室に、つながりを持たせているそうです。

オープンキッチンのような、家族の気配を感じる…素敵。

 

キッチン天井のジプトーン

格子って、「和」のような…「洋」のような…。

 

 

2階は…

和室と、ボロンを敷いた寝室…

天井を白く塗り、真っ白な襖紙を貼っています。

戸襖は、襖紙でくるんでいるのでしょうか…スキッとしています。

砂壁は、シックでいい色合いと思っていました。

しかし、入居者が好きな色に塗っても良いように、あえて何も手を加えていないそうです。

「実は、汚れているんですよ~」と伺い、再度、見に行きました!

本当に汚れがそのままですが…

パキッとした白に目がいくので、陰影を作り出すのでしょう。

落ち着いた雰囲気になっています。

 

床材は、ボロンというビニル系織り素材を使い、

タイルカーペットのような畳のような質感ですが、

水もしみこみませんし、汚れたらマジックリンで落とせます。

ペットを飼うのにも○

 

入居する方がDIYをしても良いという条件で募集するそうです。

水道やガスの配管を新しくしたり、インフラを整え…

ガスファンヒーター用の配管も1・2階に配備。

古い戸建ての寒さを、しのいで欲しいとの思いからです。

 

ひとつひとつのコダワリに、思いやりが伝わってきます。

 

次回は…

 

2. オリジナル建具、機能やディテールを大切にした美意識