縄文杉と佐藤初女さん | クツミのブログ

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ひとりひとりの内側が
満たされれば。。
きっと。。平和な地球へと

大海のなかの一滴。。
わたしがわたしを
ゆるし愛すること。。
つづっています

昨日の夜


ドキュメント72hours で


屋久島の縄文杉に集まる人々を


特集してました



皆それぞれの思いを胸に


やってきた人たち



縄文杉はただそこにいるだけ


何も語らない縄文杉


凛としてあるがままに


しっかりと今を生きて


存在している



じっと静かに屋久杉をみつめる人たち


しばらくすると


なんだか心がスーッとしたような


表情で帰っていく



何千年もただそこに


変わらずにたたずんでいる


縄文杉を前にしたら



皆自分の心の中を


穏やかに静かな心で


みつめることができるのだろう



ふと


つい先日読んだ


"限りなく透明に凛として生きる"


の著者


佐藤初女さんが思い出された



初女さんは


一度お会いしたことがあるけれど


あるがまま飾らず 凛として


題名のように


限りなく透明な方



岩木山麓で


森のイスキアを開設し


いろんな思いをかかえて


来られた方に


初女さんの心をこめて握られたおむすびや


手料理をふるまわれています



森のイスキアは


何も語らずとも


みな自然と元気になれる場所



初女さんも


縄文杉のように


何も語らず


ただ寄り添っておられるだけ



日々の暮らしを


丁寧に心をこめて


今を大切に生きておられる


初女さんの存在が


何も語らずとも


たくさんの人を


元気づけるんだと思います



初女さんはおっしゃっています


"透明であれば、ほんとうに 生きやすい。"


何かになろうとしなくても、それはすでに自分の中に


あるものです。透明になって真実に生きていれば、


それがいつか必ず真実となってあらわれます。


だからわたしたちに今できることは、ただ精一杯、


毎日を真面目にていねいに生きていく、これだけだと


思うのです。



読んでいると


涙があふれてくる


心にふれる


素敵な本でした


またひとつ大切な本が増えました好