以前知り合いの方に
石井ゆかりさんの占星術を語る言葉が素敵だと聞いて
読みたくて本屋さんでみつけて読みました
いつもとぎれとぎれでなかなか本を読み終えない私だけど
惹き込まれあっという間に読んでしまいました
『12星座』という本
12星座が牡羊座から魚座まで一人の人間の一生になぞらえて語られ
一つ一つの星座がフェアリーテイル、おとぎ話として描かれていて
その後に星座のしくみが書かれていて
とてもわたし好みの素敵な本でした
読み終えた後
どの星座もとっても魅力的で
よく一人一人はパズルのピースに例えられるけれど
本当にみんなでひとつなんだと
感じられました
ありのままでいいんだ そのまんまの私が素晴らしいって思いながらも
どうしても人より抜きんでたところを探して
安心したり優越感を得たりしてしまうところが
まだまだあった私も
この本を読み終えて
自分やほかの人の偏りをも愛おしく感じられるようになりました
石井ゆかりさんもおっしゃっています
『この世界は、人々の分業によって全体が成立しています。
人は、かならず偏りを持っています。その偏りによって、他者から必要とされることになります。
すべてを備えた完璧な人間であるより、自分が自分として固有の偏りを持っているほうが、
世界全体から見れば、むしろバランスするのです。』
何度も読んでみたい
私の本棚に並ぶ大切な本になりました