こんにちは!
くすっと子育て野口せつこです
昨日のブログで
家族支援カウンセラー®になりましたことを
お知らせしましたが
その養成講座を受講していた時に
印象に残ったエピソードを紹介しますね
家族支援メンタルサポート協会関西支部
支部長 菊地浩美先生が担当された講義
「ちょっとほかの子と違うわが子、生徒とともに
~保護者・教師の立場から~」
の中で
菊地先生が教師として関わった
中学生の子どもたちを通して伝える
ST(スペシャルタレント)気質をもつ子どもたち
の特徴を捉えた
分かりやすいエピソードを
沢山聞かせて頂いた事でした
その中で 支援者のポイントとして
教えて頂いた対応の一つ
「ST気質のこどもたちは『特別扱い』が
大好きなんです。
だから、たっくさん
『特別扱い』してあげてくださいね~」
という言葉。
いい意味で 大きな驚きがありました
「特別扱い」って
しちゃいけないって強い思い込みが
私の中にあったからです。
菊地先生は続けて
具体的な『特別扱い』とはどんなことか
いくつか例を挙げてくれました
・クラスのリーダーや代表など
「目立つことが好き」な子が多いので
目立つ役割を任せてみる
・プリントを配る時に頼むなど
一人だけ割り当てられる仕事も好き。
うんうん。
聞いてみると分かります。
子どもたちの中でも時々いましたが
大人にやたら絡んでくる子って
「君の事を特別よく見ているよ」
という対応が大好きな子が多かったなぁ。
そういう子たちに
個別に声を掛けて 黒板消しなどの
お手伝いを頼んだりすると
すっごく喜んでたっけ。
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他にも例で出てきたのが
・「すごいね」
を言われるのが大好きな子が多いので
「すごーい!」「さっすがー!」などの
称賛をいっぱい伝える
という対応でした
勇気づけの子育て発信者としては
「すごいね」
はほめ言葉に伝わることもあるので
どうかな、と思ったのですが
ST(スペシャルタレント)気質の子どもたちが
「すごいね」と言われるのが好きというなら
これからは積極的に使おうかな
とこれまでの考えを改めるきっかけになりました
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そんな学びをこの春にしていたのですが
つい先日参加した
アドラー心理学ゼミナールで
岩井先生がアドラー心理学を通して
今を生きる人たちに有用なエッセンスを加えた
メッセージをお話し下さった中に
「ほめる」事に対する先生の見解として
・ある一定の年齢までは
ほめることも必要
という言葉がありました。
3~5歳くらいまでの
小さな子どもたちには
自分で自分を勇気づける
内発的動機づけで行動するまで
成長が届いていない時期に
概ねあたります
親としては
内発的動機づけが出来るようになるまでは
ほめながら子どもの成長を
支えて行くのも必要ではないか
という考えを聴いて
ますます納得しました。
ST(スペシャルタレント)気質の子どもたちは
年齢とはちぐはぐな発達をたどるため
非常に発達の進んでいる分野もありますが
多くは
同年齢の子どもよりも
発達がゆっくりの部分が多いので
2,3歳幼く感じます
とするならば
ST(スペシャルタレント)気質の子どもが
中学生くらいになっても
「すごいね~!」「さっすがー!」
という言葉をかけても喜ぶ子がいるのも
非常に納得できます
その時
やはり根底に必要なのは
「相互尊敬・相互信頼」の土台作り。
非常に敏感な子どもたちですから
「すごいねー!」を多用しても
発信者が上っ面で言っているかどうかなんて
あっという間に見抜かれます
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家族支援カウンセラー®養成講座は
すでに相談業務など
支援職や子どもに関わる職に就かれている方の
受講が多く、
内容もカウンセリングの基礎は
1コマのみでしたので
先にヒューマンギルドで
初級アドラーカウンセラー養成講座を
受講しておいて良かったなぁと
思いました
(おまけ)
「すごいね」をテーマに以前書いたブログを集めました
読んだことが無い方はどうぞ!
・勇気づけあるある~「○○○ね~」が言えなくなる?!
・「すごいね」って言わない方がいいんですか?
・【すごいね回答編】~感動したら~
・【すごいね回答編2⃣】~すごいねを使う目的は何か?~
・【すごいね回答編③】~自己受容~
・【すごいね回答編】~おまけ~
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