照りつける太陽の日もあれば、今日はどんよりとした肌寒い一日になりそうです。
春の天気は気まぐれです。
お教室の新一年生、初めての学校生活に慣れようと健気に頑張っています。
夜7時は眠くなる生徒さんも。
小さな身体で毎日どんなに沢山のことを吸収しているのでしょうね。
この春三年生になったＭちゃん。
新しい担任の先生は、別の学校から移って来られたそうです。
Ｍちゃんは、先生方の紹介を見ていて、"この先生だったら良いな" とピンと来たんですって。
"どういう所が良いなと思ったの？" と聞くと、
"しっかりした感じだったから" というお返事。
てっきり、若くて可愛い先生だから、とか、面白そうな先生だから、等の返事を想像していた私はびっくり。
おみそれしました！
いつの間にか、あなたこそ、しっかりとしたお姉さんになっているのですね。
さて、フレッシュな気持ちで新学年を迎えた生徒さん達、そろそろ疲れが出てくる頃かもしれません。
レッスン中に何度も欠伸が出るのは、気が弛んでいるのではなく、疲れているからでしょう。
7時は難しくても夜は早く寝て欲しいと思います。
学校生活は、大人が思っているよりもずっと疲れるものです。
その後、学童や塾、お稽古事。
将来大人になったら、何かと忙しい日々が待っているはずです。
せめてまだ小学高学年になるまでは、あまり慌ただしい生活を送らず、ゆとりのある生活を送って欲しいなと思います。
学びの時間だけではなく、のんびりと過ごす時間にも、将来の糧となるものがあるはずです。
綺麗な夕焼けや月を眺める時、風や草花から季節を感じる瞬間。
そもそも音楽は、自然の息吹から生まれたものです。
そして友と遊んだり、名曲に耳を傾けたり、本の世界に没頭する時間。
諸事情はあるでしょうが、
そんな大切な過ごし方を、忘れないで欲しいと思います。
小学3年生のＫちゃんの写譜です。
大好きなお姉ちゃんのように、色んな曲が弾けるようになりたいと、練習頑張っているそうです。