静かな昼下がり、何だか暑いなと空調機の室外の気温を見ると、26度!
春を飛び越えて気の早い夏がやって来たのですね。
とはいえ、まだ残る桜の花や、色とりどりのチューリップ、そして、ピカピカのランドセルが大きく見える、可愛いらしい子ども達の姿を見ると、ああ、春だなと思えます。
中学、高校、大学、新入社員、皆それぞれに、新たな目標を胸に、フレッシュな気持ちで一歩を踏み出したことでしょう。
けれども、夢と希望ではちきれんばかりの、小学校に上がる子ども達ほど尊い存在はないのではないでしょうか。
くすのせピアノ教室からは、5人の生徒さんが近所の小学校に入学しました。
入学式の前には、緊張すると心配していた生徒さん達も、無事新一年生となりました。
"担任の先生はどんな先生?" と聞くと、
"優しいけど、悪いことすると怖いんだって。"
"スヌーピーが好きなんだって"
中にはご丁寧にフルネームを教えてくれる生徒さんも。
H君 "○○○子先生"
私 "女の先生なのね。"
H君 "えっ!先生、知ってるの⁉️"
残念ながら存じ上げないのですが、お知り合いになれたらば、学校でのH君の様子などお聞きしたいものです。
初めて会うお友だち、先生。
教室での勉強。給食当番。お掃除。
初めてづくしの生活が始まりました。
子どもながらに、集団生活の中で遠慮や気遣い、辛抱強さを学びます。
お家に帰って来たら、元気に見えても、きっとクタクタに疲れているはずです。
ピアノの練習への向かい方も変わってくるかもしれません。
新しい生活リズムを作りながら、少しずつピアノの練習時間を組み込んでいけると良いですね。
生徒さん達の、心とピアノの成長を間近に見守ることができて、つくづく幸せな仕事だなと思います。