ご近所の梅の花に見惚れていたのがいつの間にか散り、今度はあちらこちらが桜でピンク色に染まっています。
急ぎ足で春がやって来ました。
そしてまた、オミクロンが益々身近に迫って来ているのを感じます。
空気感染を避けるためには、そよ風が吹く野原でレッスン出来れば良いのですが、音の出る楽器ですので、窓を開け放してのレッスンも出来ません。
ただ、我が家は全館空調ですので、レッスン室にある4つの通気口から、常に空気が循環しています。
そして、2階にある排気口から外に出て、外からはフィルターを通した空気が入って来ます。
花粉などもかなりシャットアウトできるそうです。
ですので、大して風のない日に、窓を開けているよりも、換気は良いはずです。
ところで、ピアノを良い状態にしておく為には、一定の湿度と温度だそうです。
エアコンを付けたり切ったりして室温が変化するのは良くないそうです。
その点においても、24時間一定の温度を保てる全館空調は理想的です。
ただ一つ、真冬の湿度維持には泣かされました。
一日中、ピアノの部屋で加湿器をかけても、他の部屋を止めると、湿度が上がらないのです。(少なくとも40%以上必要)
結局、夜中も、使ってない部屋まで加湿器をかけているのですが、水の補充、器械の手入れに手間がかかり、当然電気代ははね上がり・・・。
加湿器の他は、空気清浄機も除湿機も要らないので、良しとするしかありませんが。
さて、部屋の換気についてに話は戻りますが、それを実感したのが、この家に住み始めて間もないある夜のことでした。
娘が、"今ダイエットしてるから、お菓子を勧めたりしないでね!" と何故か威張って宣言しました。
もちろんこちらには異存はありません。
その数時間後、お風呂から出てリビングに入ると、ぷ〜んと、お馴染みの匂いが漂っています。
香ばしいお醤油の香り、そうです、紛れもなくお煎餅の匂いです。
その後、何食わぬ顔してリビングに入って来た娘に、
"お煎餅、美味しかった?" と聞くと、
"え〜〜!!自分の部屋でドア閉めて食べてたのに、なんで分かるの〜〜" と娘。
ちなみに、娘の部屋は1階、リビングは2階です。
ひょんなことから実証された、全館空調の証。
もちろん、それだけで安心せず、椅子や鍵盤の消毒、マスクの徹底もします。
生徒さん達には、充分な栄養と睡眠を取って、ウイルスに負けないようにと願っています。
来月新一年生の生徒さんからのプレゼントです。
楽譜も丁寧に細かく書いてくれて、なんて上手なんでしょうね!