23日、いつものレッスン室で小さなクリスマスコンサートを行いました。
お教室を開いてまだほんの4~5ヶ月。
実は今年のクリスマスコンサートを開けるとは思っていませんでした。
けれども、皆んな賢くてよく練習してくれて、どんどん上手になっていくので、思い切ってコンサートもやって見る気になったのです。
今回は、ソロ、親子連弾、クリスマスソングの合唱、そして生徒さんのお母さんと私とのクリスマス曲の連弾、というプログラムにしました。
コンサートの前の週のレッスンでは、連弾をして下さるお母さん方は、手の汗を拭き拭き、緊張しながら一生懸命弾いて下さいました。
「家ではこんなに間違えないのに、緊張してしまって~」
その言葉を裏付けるかのように、お子さんが、
「お母さん、どうしたの?家ではもっと上手に弾けてたよ!」
分かりますよ、その気持ち。
私も岳本先生のレッスンに伺った時には、いつもそう嘆いていますから。
そしていつもの親子関係が逆転して、お母さんのことを心配している生徒さんの表情の、何とも頼もしいこと!
ちょっとおませな、でも嬉しそうなその笑顔が、輝いています。
さて、コンサート当日。
このコンサートを楽しみにしていたのは、生徒さん達よりも私だったのかもしれません。
そしてみんな、実にしっかりと良く弾いてくれました。
お父さんとの連弾で、どこか分からなくなるお父さんの為に、楽譜を可愛い指で指差しながらひいてくれた年中さん。
その仕草の可愛らしさに、またまたノックアウト。
同じく年中の生徒さんは、ピアノの練習が大好きで、1日に2回も練習したがるそうです。
テキストも、どんどん先を弾きたくて、自分で音を読んでどんどん先まで弾いてきてくれます。
本番も余裕の表情で、バッチリ決めてくれました。
年長さんは、真面目で几帳面な頑張り屋さん。
練習では緊張していらしたお母さんとの息もぴったりで、どの曲もきれいに弾いてくれました。
そして1番のお姉さんは、落ち着いてしっかりと安定した演奏でした。やはり練習では緊張されていたお母さんも、本番では落ち着いて堂々と良いアンサンブルを聴かせて下さいました。
そしてコンサートわずか三日前に頼んだ私との連弾を快く引き受けて下さった生徒さんのお母さん。
さすが余裕で素敵にクリスマスメドレーを弾いて下さいました。
最後に私はエルガーの"愛の挨拶"を弾かせていただきましたが、今までの永~いウン十ウン年の人生の中で一番緊張したかもしれません。
何せ、部屋が狭いので、聴いて下さる生徒さん、保護者の方々が近い!
いい歳して手も足も震えて、それも見られているかと思うと余計震え、これが若い子なら可愛いんだけどな~と、何処か客観的に見ている自分も居て。
はい、まだまだ修業が足りません。
これから精進いたします。
コンサートが終わり、"はい、では二階でお菓子をみんなで食べましょう!"の言葉に、歓声をあげながら勇んで階段を登っていった子ども達。
お父さん、お母さんともお茶をしながらお喋りする機会もいただけました。
お父さん方には初めてお目にかかれることが出来、そのお子さんを見守る眼差しの優しさ、又、娘さん達がお父さんにそっくりなのが微笑ましくなりました。
想像通りの素敵なご家族達と、ご縁があったことを感謝しながら、会を終えることが出来て、幸せを噛み締めています。
ところが、、、
終わった後、用意していたお土産を皆んなに渡し忘れたのに気付き、ショックでチカラが抜けた私でした。
手前味噌ですが、手作りのお菓子二種。
年内にもう会えない生徒さんには、来年また作ってお渡ししますね。
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来年2月より、土曜日も始めます。
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