木漏れ日の海 -22ページ目

木漏れ日の海

フィギュアスケートの羽生選手を応援しています。
プログラムの感想を中心に語ります。

いよいよ、明日が「RE_PRAY」初日。

 

Xを見ていると、海外や遠方の方が移動して、続々と現地入りしている。

わくわく、ドキドキ、楽しみにする気持ちが伝わってくる。

皆さんの愛がひしひしと伝わってくる。

 

こんなに多くの人の心にあかりを灯す羽生君は、本当にすごいな。

 

羽生君と、羽生君のスケートを見る人、みんなが幸せに包まれる時間が、もうすぐやってくる。

 

特別な日の前日も、やっぱり特別なのかもしれない。

そんな時間をかみしめながら、明日を迎える。

「RE_PRAY」のメインビジュアルが公開された今、どのようなICE STORYになるのか、妄想が膨らむ。

 

今回の「RE_PRAY」は、今までの2つの単独公演とは、かなり違うものになるのではないかと思っている。

例えば、「ホップ・ステップ・ジャンプ」の「ジャンプ」にあたるようなものになるのではないかと。

 

「RE_PRAY」を考えるとき、手がかりになるものが3つあるのではないかと思う。

 

1つ目は、公式サイトに掲載されている羽生君自身の言葉。

謎めいた部分も多いが、かなり明確にコンセプトが語られている。

 

2つ目は解禁されたメインビジュアル。

こちらも同じく謎めいているが、明確な世界観をもとに作られているように思われる。

 

そして、3つ目がメンシプで公開されたオフアイス動画。

公開当初は、てっきり「RE_PRAY」で披露される新プログラムの1つだと思っていた。

だけど、そうではなさそう。

 

あのクオリティの表現が「RE_PRAY」用ではなかったこと。

そして、本番前に「RE_PRAY」のプログラムを垣間見せないこと。

(ここに羽生君の矜持を感じる)

 

これらのことから、「RE_PRAY」では、とっておきの新プロが披露されて、それが物語の核となることが予想される。

 

例えば、「GIFT」は素晴らしかったけど、新プログラムは前半に披露された「あの夏へ」と、後半の早い段階で披露された「阿修羅ちゃん」。

どちらも極上のプログラムだが、ICE STORY全体のカギを握っていたわけでは、ない。

 

今回は、過去のプログラムも組み入れられるだろうが、ICE STORY全体のキーとなるのは新プログラムであると予想される。

そのことからも、あの素晴らしい「GIFT」から、さらに進化したICE STORYになることと思う。

 

おそらく、11月4日に「RE_PRAY」を見た後には、驚きに包まれている自分がいると思う。

ひょっとしたら、情報量が多く、素晴らしく、そして難解でもあり、全く咀嚼できないかもしれない。

(生で見るので記憶すら危うい・・)

 

今頃は最終調整とピーキングに入っていると思われる。

心あたたかく、熱気に包まれた、たまアリをイメージして、当日を待ちます。

「RE_PRAY」まで、いよいよ一週間を切った。

 

とても楽しみで、早く見たい気持ちと、まだまだ待つ時間を楽しみたいという、相反する気持ちが同居する今日この頃。

 

ついに、「RE_PRAY」のメインビジュアルが解禁された。

 

メインビジュアルというのは、その世界観を一枚のビジュアルで表すもの。

それだけに、込められているものは深いと思う。

 

まず印象的なのは、羽生君の表情。

今までに見たことがないような表情だと思った。

 

軽く微笑んでいるようだけど、もちろん、それだけではない。

とても複雑な表情だと思う。

この表情からは、すごく多面的な印象を受ける。

 

達観

憂い

先見

慈愛

成熟

 

とても複雑で、深い内面世界を思わせる表情だと思う。

まさに、この表情が「RE_PRAY」の世界を語っているのだろう。

 

そして、写真の一部がモザイク状に切り抜かれて、重ねられているのも印象的。

これもビジュアルとして、多くのことを語りかけてくるよう。

 

後ろに、もう一人の羽生君の一部が切り抜かれて張り付けられている。

 

悲しいかな、私はゲームの世界観を知らない。

SFが好きなので、パラレルワールドにいるもう一人の羽生君のように見えてしまう。

もしくは、別次元から見た羽生君のようにも。

 

それにしても、最近とみに、表情で世界観を表すという羽生君の表現力が上がっているように思える。

 

この「RE_PRAY」のメインビジュアルもそうだし、「孤高の原動力」でも感じた。

表紙が解禁されたのだけど、その表情も今までに見たことがないもののように思えた。

 

おそらく、羽生君のなかで、「RE_PRAY」と「孤高の原動力」では全く違う、それぞれに唯一無二の心象世界が構築されていて、それが表情として出ているのだろう。

 

進化はスケートだけではなく、全方面におよぶのだろう。

そんな羽生君が「出演・制作総指揮」する「RE_PRAY」は、とんでもなくすごいものになりそうだ。

名残惜しくも、最後の「スイッチインタビューEP3」の放送があった。

 

今回、印象に残ったのは、以下のやりとり。

 

羽生君からの質問「メンタルケアって、どうしているんですか。舞台に立つこと自体がメンタルケアなんですか」

 

それに対する光一さんの答え。

光一さんはストレス発散をステージ上でやるという。

舞台が上手くいかなかったときにそれを取り戻すのは、次の舞台で成功させること。それ以外で癒すことはできない、という。

 

仕事に対して真摯に向き合っている人の言葉だと思った。

真剣に取り組んでいることであるからこそ、他のものでは、決して埋めることができないのだと。

 

そして、これはパワーワードかもしれない「専門分野は羽生結弦」。

 

羽生君がプロになっ1年3カ月ほどが経ったけど、この間に広がった仕事の地平は、驚くほど。

 

スケートについては単独のICE STORYに、革新的な新プログラム。

そして、報道番組でのリポーターに、世界観を創り上げるモデル、企業との様々なタイアップとPR。

さらに今回の「スイッチインタビュー」のような、各界のプロフェッショナルとの対談番組。

 

軸はスケートにあって、決してブレることがない(対談でもスケートのために貪欲に質問、吸収する姿が印象的)。

それでありつつ、大きな展開と広がりを見せ続けている。

まさに、「専門分野は羽生結弦」。

 

3回にわたった「スイッチインタビュー」は、とても見ごたえのある番組だった。

(まだ咀嚼できていなくて、雑感に書けていないトピックスもいくつかある)

 

こういった素敵な出会いが、また羽生君のスケートと人間を豊かにしてくれるのだろう。

雑誌や写真集は、あまり買わない派なんだけど、「y 羽生結弦写真集」は我慢できずにポチッた。

 

なんといっても、「あの夏へ」に「y」がレイアウトされた表紙(?)が美しすぎて。

 

世界的に有名な彫刻、例えば「ミロのヴィーナス」や「ミケランジェロのピエタ」のような。

あるいはそれを凌駕するかのような、完璧なまでの「造形美」。

 

ポーズ、表情、たたずまい。

外面と内面の美しさが完璧に調和して、一瞬が永遠に封じ込められたような、素晴らしい写真だと思う。

 

小海途さんが撮る羽生君は、研ぎ澄まされている。

 

私は自然や動物を撮る写真家で好きな方が何人かいるけど、同じような風景を撮っていても、写真家によって世界が違って見える。

 

それは、その写真家が見ている世界の在りようにも思えるし、写真を撮るというのは、自分の見せたいように切り取ることによって、世界を描き出す行為のようにも思える。

 

そう考えると、小海途さんには羽生君があのように見えているし、小海途さんが見せたい羽生君の姿が、その写真の中に切り取られているのだろう。

 

「y 羽生結弦写真集」は、羽生君と小海途さんが作り上げた、唯一無二の世界なのかもしれない。