演技力も進化 | 木漏れ日の海

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フィギュアスケートの羽生選手を応援しています。
プログラムの感想を中心に語ります。

「news every」」の「notte stellata」舞台裏を見た。

 

最近は「Danny Boy」ばかり見ていたので、久しぶりに「Carmina Brana」を見た。

 

今回の放送ではショートサイドからの映像だったので、大地さんと羽生君のコラボレーションがよく見える。

 

それにしても、この操られているシーンの羽生君の演技力はすごい。

 

見えない力に引っ張られているような動きもそうだし、怖れおののいている悲痛な表情も。

 

「演技」という点でいうと、羽生君のプロになってからの演技力は、すごいと思っている。

 

まず驚いたのは「GIFT」のとき。

プログラムの間に挟まれる映像での「演技」は鳥肌ものだった。

 

特に後半のパートに挟まれる独白や2人の羽生君によるやりとりは、真に迫っていた。

表情やたたずまいまで常とは違っていて、怖いくらいだった。

 

そして「RE_PRAY」の映像でも演技力は健在だった。

「喰らう」のところの表情もそうだし、様々な感情を表現するナレーションも。

 

競技時代のCMで披露していたナレーションは、わりと「素」ぽかった。

いつの間に、こんなにすごい演技力を身に着けたのだろうと不思議になる。

 

「GIFT」も「RE_PRAY」も、映像部分のナレーションは全て、羽生君。

 

どちらもおそらく、ナレーション部分を足せば30分以上はありそうだから、すごいボリューム。

それだけのボリュームを違和感なく聞かせるというのは、プロ並みの技量だと思う。

(収録もそれなりに時間がかかるし、集中力を要するしで、大変だったはず)

 

ナレーションについても、人知れず研鑽しているのかもしれない。

 

全方位に自身が関わって、こだわり抜いて作り上げる「ice story」は、本当にとてつもない。